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STUDYSYSTEMWEBSITE Edit : 2018.08.30 Update : 2023.05.25

独自SSL「Let’s Encrypt」導入(Windows10 × Ubuntu16.04 LTS編)

無料のドメインを取得し、そのドメインを無料でSSL化したい!というときに下記を参考に設定しましたが、
参考:さくらレンタルサーバーに独自SSL「Let’s Encrypt」導入(Windows10編)
私が設定したときは、Ubuntu16.04 LTSだったので、その際の設定方法をメモとして残します。

Bash on Ubuntu on Windowsをインストール

上記サイト内にも書かれているURLを参考にインストールします。
Bash on Ubuntu on Windowsをインストールしてみよう!

Let’s Encryptクライアントをインストール

Bash on Ubuntu on Windowsを起動し、OSを確認します。

Ubuntu16.04でした。

Let’s Encryptクライアント取得コマンドを打ち、しばらく待ちます。

ドメインを指定して証明書を生成する


ドメインを入力するように指示されますので、今回SSL化するドメインを入力し、「了解」を押します。

IPログ取得に同意します。

すると、下記のような画面になります。


①は先ほど入力した今回SSL化したいドメイン名
②③は自動で生成されたランダムな英数字です。

Bash on Ubuntu on Windowsをそのままの状態で一度離れ、
①のドメインが紐づくサーバのドキュメントルートに下記ディレクトリを作成します。

①のドメインのドキュメントルート/.well-known/acme-challenge/

 
そして上記ディレクトリに、②の英数字のファイルを作成し、中身に③の英数字を記載します

①のドメインのドキュメントルート/.well-known/acme-challenge/②の英数字のファイル

ここまで行ったら、Bash on Ubuntu on Windowsに戻り、エンターを押します。

こんな感じのCongratulations!から始まる画面になったら完了です。
PC上では、下記フォルダにそれぞれのファイルが保存されていました。

C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\lxss\rootfs\etc\letsencrypt\archive\ドメイン名

 
あとは、この証明書を各サーバに登録して完了です!!

Web Trends Lab.編集部

KOHIMOTO Inc.所属。トレンドやノウハウ中心にWebサイトを作るための知見を現場から発信していきます👀また、制作したWebサイトでの活用法や、最前線での施策を伺う企業へのインタビューも実施予定。