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CULTUREMOVIE Edit : 2018.09.14 Update : 2023.06.14

人生いろいろ?笑える映画5選

今日、電車の中ですこし太めの外国のおじさんがレコードを買った袋をもっていて、聞いているのがめっちゃ想像ついてニヤニヤしてしまいました。音楽好きに悪い人はいないと思います。

本日は「もう一度見たい!2018上半期にみた映画4選」に続き、笑える映画5選を挙げてみます。🐯
 

Viva!公務員


あらすじ
小学校の教室で教師が子供たちに将来の夢を聞いている。 獣医、音楽家、科学者と次々に答える子供たち。自分の番が来たケッコは、「公務員」と元気よく答える。目を丸くする教師。 幼いころからの夢をかなえてケッコは公務員になった。一生収入を保証される安定した職。しかもプライベートでは親がかりで生活費はゼロ。ママが美味しい食事をつくってくれ、身の回りの面倒もみてくれるから、恋人との結婚は先送りして、お気楽な独身生活を楽しんでいた。ところが、政府が公務員削減に乗り出したため、ケッコも対象となり、早期退職か移動かの選択を迫られる。リストラ担当のシローニさんはケッコをイタリア各地に始まり、外国にまで移動させ、遂には厳寒のノルウェーの離島に送り込む。ところが、ケッコはめげるどころか、離島の観測所の研究員ヴァレリアと恋仲になり、彼女と、それぞれ父親の違う彼女の3人の子どもと一緒に暮し始める。だが、公務員の職と特権にしがみつくケッコに愛想をつかしたヴァレリアは、ケッコの許を去ってしまった―。

 
◆points (おもしろポイント)
主人公ケッコの頑固で自分勝手でうざくて、でも公務員という特権にしがみつく姿勢は誰よりも揺らぎない、その行動すべてに笑える。安定した生活を維持したいのに地球の果まで飛ばされたり全然安定した生活してないじゃんw
何度も辞めさせられそうになっても育休制度を持ち出したり、使える権利を武器にどんな状況でも公務員であることを諦めない。
離島に飛ばされて研究員の一員になったとき、溶けた氷水を舐めることで微生物や水に含まれる成分を当てるなど変な力を発揮したり、彼女の子供たちに平気で差別発言したり、何度もケッコにツッコミたくなるけど、細かい面白設定のおかげで終始爆笑&最後ケッコは少しは人として成長できるのか..??に注目。
 

14の夜


あらすじ
1987年の田舎町。中学生のタカシは、ずっと家でうじうじしている父親(光石研)がカッコ悪くて嫌いだ。今日も婚約者を連れて帰って来た姉に対して情けない態度で見ていられない。町を歩いてるとすぐ絡んでくるヤンキーたちも鬱陶しいし、隣に住む幼な じみで巨乳のメグミがちょっと気になっている。そんなどうにもならない悶々とした日々を送っているタカシが柔道部の仲間たちと入り浸っている、町に一軒だけあるレンタルビデオ屋があった。そしてそこにAV女優のよくしまる今日子がサイン会にやって来るという噂が聞こえてきて…。予期せぬ事態、大騒動の果てにタカシはよくしまる今日子に会う事ができるのか―?

 
◆Points-ネタばれ
他の映画とは少し趣旨の違う「笑える」です。何になれるかもわからない、悶々として閉塞した気持ちを抱く中学生タカシに共感するし、暗めのトーンの映画ではあるけど、日常のなかのとても中学らしい行動や描写にちょいちょい笑える。普段寡黙で怖い感じのお父さんの裏の顔や、親しい友人の突然の行動などもすごく自然に描いている。最後、タカシが巨乳のメグミのある過去を叫びながらヤンキーに突っ込むところは最高。
 

パディントン


あらすじ
映画史上一番紳士なクマに、ハッピーと笑顔があふれ出す! イギリス・ロンドン。真っ赤な帽子を被った小さな紳士が、家を探しにはるばるペルーからやってきた。丁寧な言葉づかいで道行く人に話しかける彼だったが、なぜか誰からも相手にしてもらえない。 それは・・・彼が“クマ”だから!やっと出会った親切なブラウンさん一家に“パディントン”と名づけられ、屋根裏に泊めてもらうことになる。そうして始まった初めての都会暮らしはドタバタの連続! 果たしてパディントンは無事に家を見つけることができるのか―!?そして、そこには、もっと素敵な何かが待っていた・・・!

 
◆Points
パディントンのいい子過ぎて少しずれているところが愛おしくてクスッて笑える。
エレベータの看板に「犬は抱っこして」って書いてあって、わざわざ他人の犬をとってきてだっこ乗ったり。
ファンタジーと実写がいい塩梅に融合されてて、お家の様子を断面図であらわしたり絵本っぽい見せ方とかがおしゃれだなって思った。パディントン2も面白いらしいから結構すぐ観たい。
 

きっと、うまくいく


あらすじ
日の出の勢いで躍進するインドの未来を担うエリート軍団を輩出する、超難関理系大学ICE。エンジニアを目指す天才が競い合うキャンパスで、型破りな自由人のランチョー、機械より動物好きなファルハーン、なんでも神頼みの苦学生ラジューの“三バカトリオ”が、鬼学長を激怒させ、珍騒動を巻き起こす。 抱腹絶倒の学園コメディに見せつつ、行方不明のランチョーを探すミステリー仕立ての“10年後”が同時進行。根底に流れるのは学歴競争。加熱するインドの教育問題に一石を投じ、真に“今を生きる”ことを問いかける万国普遍のテーマ。

 
◆Points
みんなふざけてばかりのコメディで、全体がハッピーで笑えるので選びましたが、それだけでないのがこの映画。
「人生で本当に大切なことは何か。」をすべて教えてくれる。笑えるのに泣けるのは、インドの社会事情がちらつくからかもしれない。”落ちこぼれたら終わる”という社会に、楽しく異議を唱えている。ランチョーになりたい!

 

鍵泥棒のメゾット


あらすじ
銭湯で転倒し頭を強打。記憶を失った羽振りのいい男。居合わせた売れない貧乏役者・桜井は、出来心からロッカーの鍵をすり替え、彼になりすます。が、その男はなんと誰も顔を見たことない伝説の殺し屋コンドウだった!桜井は男にきた大金の絡んだ危ない依頼を受けてしまい、大ピンチに。一方、記憶を失い、自分を桜井だと思い込んでいるコンドウは、真面目に努力して、役者として成功する事を目指し始めてしまう。そんなコンドウの姿に好感を覚えた婚活中の女性編集長・香苗は、なんと彼に逆プロポーズ!失われた記憶、大金の在りか、そして結婚の行方――複雑に絡み合った事態の行く末には、なんと、映画史上に残る爽快でトキメくラストが待っている!?

 
◆Points
設定からしてめっちゃ面白い。記憶喪失になった殺し屋と売れない役者が入れ替わって、各々が別人の生活をしていく。その途中の2人の性格から生じる誤差?に笑える。
そして最後の展開もハラハラするし全然飽きずに見られる。脚本から手掛ける映画監督、内田けんじさんの細かな設定、映画作りに脱帽ってかんじ!
 
 
🎥Filmarks⭐️
MIKI / YUKA

こひもと

Miki+Yuka / 東京・吉祥寺でKOHIMOTO Inc.というWebサイト制作の会社をやっているエンジニアとデザイナー🌐 IT企業出身。サイト制作を通じて微力ながら社会が良くなる手助けをしたいと思っている。本と音楽とお笑いがすき。