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DESIGNSTUDY Edit : 2019.07.18 Update : 2023.06.14

psdやaiで保存する際、同じRBGで画像の色味が違うときに注意すること

イラストレーターレやフォトショップから画像を書き出す際になんか色味が違うなぁ…という事があったら、
それは同じRBGモードでも、カラーのプロファイルが一致していないかもしれません。

主にsRGB(一般的なRGB)とAdobe RGB(Adobe製品や高品質のカメラなどに搭載されているRGB。sRGBよりも色幅が広く鮮やかに見える)の見え方が異なるので、この問題が起きると思われます。

適当な写真で申し訳ないのですが、いつかの朝ごはんの写真で2つの違いを並べてみました。

breakfastbreakfast

sRGB

Adobe RGB

若干ですが、Adobe RGBの方が彩度が高く明るくなっています。

同じプロファイルのaiから書き出した写真の素材にデザインモックとの色味の違いを感る場合、よく見るとデータ自体は同じsRGBですが、リンクされているtifの写真のプロファイルがAdobe RGBになっているのが原因かもしれません。

そんな時は、その画像を書き出す際に、プロファイルを含めて保存することで解決します。
まず、フォトショのプロファイルの変更方法を説明します。

Photoshop(CC)

編集 > カラー設定 > 作業用スペース > RGB
こちらを任意のプロファイルへ変更します。



次にイラレでのプロファイルを含めたjpg書き出し方法をまとめていきます。

Illustrator(CC)

編集 > プロファイルの指定
こちらを任意のカラーモードへ変更します。



書き出しの際の設定(歯車マーク)を選択します。



ICCプロファイルを埋め込むへチェックを入れます。



これで正しい色味で保存できますので、参考になればと思います!
 

Yuka Fujimoto

美大にいた頃に画面ひとつで世界中の人と繋がれるWebサイトの機能性やデザインへ興味を持つ。インターンを経てIT企業へ就職し、そこで出会った小日向とKOHIMOTOを立ち上げる。実用的なサイトを追求するディレクター兼デザイナー。ラジオと焼き鳥がすき。