文系と理系の交差点に立てる人にこそ大きな価値がある

タイトルの言葉は、私の恩師が掲げていた、アメリカの科学者でありポラロイド社のエドウィン・ハーバート・ランドの言葉です。

『文系と理系の交差点に立てる人にこそ大きな価値がある』
 Stand at the intersection of humanities and sciences
 (Edwin H. Land, 1909-1991)

 
私は早稲田大学で、誰もが生きやすい社会を目指していく、ユニバーサルデザインの類を学んでいました。
 
その時の教授であった恩師は、障害がある方への福祉機器や技術・環境を研究する理系の人間でした。そのなかで、そこに介在する「心」や「関わり」に重点を置いていた方でした。

「機器や技術」という言葉は、人間味のない冷たいイメージを連想するかもしれません。彼は、それを利用するのは人であり「障害を持って産まれるという事」「向き合い生きていく力」をはじめ、具体的に相手の状況や境遇に想像力を働かせる事の大切さ、その想像力が新たなプロダクトや環境を作る上で核となる、という事を教えてくれました。

その後、IT企業へ就職しました。今はそこで出会った親友であり同期の相方と共にコヒモト(KOHIMOTO)という2人の苗字を掛け合わせたひねりゼロの名前のWeb制作会社を営んでいます。
 
これまでスタートアップ、広告代理店、中小〜大企業など様々なクライアントさんとのWebプロジェクトに関わらせていただきました。
(数多けりゃ良いってものでもないし、むしろ制作会社としては全然多くない方ですが…先月数えたら200サイト以上作ってました。)

Webエンジニアという理系の職について日々お仕事をする中でも、恩師の言葉は自分の中で大切にしている考えとなりました。
 
まず、作るものはターゲットとなる訪れる人の気持ちや動線を考えたデザイン・プロダクト設計ができているか。

また、Webサイト制作は作って終わりではなく、作ってからがスタートだと思います。
サイトは情報発信の顔となり、きちんと運用をしていけば、それは企業の武器にもなりえます。そのために使う人が運用しやすく、より未来に続いていく提案ができること。

コミュニケーションではクライアントさんの要望や事業状況・Webサイトの目的などを理解し、最善を模索すること。
あと、細かい事ですが説明する時に技術的な用語を多用しないこと。「ホバーすると子要素が出てきて〜」「sassはコンパイルされてます」…内心自分でもルー大柴か✋と突っ込みたくなる時があります。(こういうときは頭の片隅に「本当に賢い人とは、難しいことを易しく説明できる人」という言葉を思い出す。)
 

言葉にするのは簡単ですが、それを実現させるには日々進化していく現場でそのプロダクトを生み出せるための力(知識やデザイン力)をアップデートし続けることが必要になります。
そのためにはどうすればいいのか。私の場合は、幼いころから闘争心とかはなく、ウサギと亀でいうめっちゃ亀で淡々と何かをするタイプでした。なのでそこに「好き」という感情は欠かせないと思います。

エンジニアという職は私の性に合っているし、サイトをアップロードするだけで一瞬で世界中の人に何かを伝えることができるインターネットは人々の生活を変えてしまう程に改めてすごいシステムだなと思います。
お仕事を通じていろんな会社の価値観、事業、想いを知れ、それをどうやってWebを通して伝えられるか考えていくのも面白いです。

忙しすぎて死にそうって時とか苦しい時もたまにあるけれど相対的に楽しみながらやっていて、そこに興味や熱がなくなったら、無理に続けなくても良いかなくらいに思っています。相方をはじめ今は一緒働いてくれる方もいるのですこし無責任な発言なのですがそれくらいの気持ちです!

有料級の情報もネットにごろごろ転がっていてすごい時代だな…と思います。(話が脱線しますがエンジニア同士は質問しあえるサイトがあったり、技術発信したり助け合ってるところが、めちゃ優しい世界戦だなって思ってて大好きです。日々色々な方の情報に助けてもらっています。)
 
私たちがWebサイト制作をしていく上で機能的かつ実用的であることを大切にしている背景には、私の大学生の頃に出会った恩師の教えがあるため、というお話でした。
これからも、小さいながら、人に社会に、寄り添う事の出来る会社となれるよう精進していきたいと思います。
 


アウトプットの一環として先月からTwitterも始めてみました🐣
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