画像生成AIツール「Midjourney」の簡単な使い方。イラストはWebサイトに使える?

気になっていた画像生成AIツールMidjourneyを試してみました
画像生成AIツールは『世界変革の前夜は思ったより静か』(記事内容もですが、タイトルが興味を引きすぎます…)というnoteの記事を拝見してから、Web制作現場で使えるAIの現状やイラスト生成できるのか等が気になっっていた次第です。

Midjourneyは非常に使い方が簡単だったので非エンジニアに筆者でも簡単に絵を生成することができました。

Midjourney(ミッドジャーニー)ってなに?

Midjourney(ミッドジャーニー)は、単語1つでキーワードを入力すると、その画像をAIが自動生成してくれるサービスです。
MidjourneyのAIは画像生成の仕組みは、元NASAの技術者などのメンバーにより作成されました。

Midjourneyの特徴

Midjourneyの特徴として、以下の3点があげられます。

  • ブラウザで使用でき使い方が簡単
  • 出来てくる絵のクオリティが高い
  • 無料で利用できる。(お試しとして、1アカウント25枚まで)

Midjourneyを利用するまでの簡単3ステップ

step1 : 招待を受ける

Midjourney(https://www.midjourney.com/home/)へアクセスし、Join the betaボタンを押します。
 
Midjourney(ミッドジャーニー)ホーム画面

step2 : 情報の入力

「あなたに招待がきています」という画面が立ち上ったら必要事項を入力して招待メールを受け取ります。
Midjourneyはベータ版ですが利用者に知り合いがいなくても、誰でも招待を受けることが可能です。
 
Midjourney(ミッドジャーニー)

Midjourneyは「Discord*」というチャットサービス上で動かす必要があるため、Discordのアカウント作成も求められます。
*Discordは、世界3億人のユーザーがいるアメリカ発のチャットサービスです

step3: ログインする

入力したメールアドレスに届いた招待メールに沿ってログインすることが可能です。

はじめてのMidjourneyの使い方

ログインが完了したら、イラストを生成できるダッシュボードのチャットルームへ移動します。

#newbies-○○(初心者部屋)に入る

ダッシュボードの左カラムにある#newbies-○○(初心者部屋)に入ります。
○○の数字は部屋番号のようなものなので何番でもかまいません。
 
Midjourney(ミッドジャーニー)ホーム画面#newbies

絵のキーワード(プロント)を入れる

チャットルームのトーク入力で欲しい絵のキーワードをコマンドを用いて入力します。

①/imagineと入力する
②上に/imagine prompt と表示されるのでクリック
③promptの枠内へキーワードを入れる(英語)

 
Midjourney(ミッドジャーニー)prompt

プールのイラストを作ってみたかったので、試しに、「pool,Unreal Engine,futuristic,pop art」と入れてみました。
指定を複数入れる場合は、カンマ( , ) で区切ることが可能です。

Midjourney(ミッドジャーニー)で生成されたプールのイラスト

ポップアート風のプールのイラストが4枚生成されました。

イラストの下にあるのは次のアクションを指定できるボタン

4枚の画像の下に「U1~4」「V1~4」「更新」のボタンがでてきます。
これらは4枚の生成された画像をアップデートするための次のアクションを指定するためのボタンです。

Midjourney(ミッドジャーニー)ボタン""
 

左上:U1,V1 右上:U2,V2
左下:U3,V3 右下:U4,V4

 

ボタンの種類 効果
U1~U4 指定した番号の画像を高解像度に生成する
V1~V4 指定した番号の画像と似たデザインのものを4枚生成する
更新 もう一度新しく4枚の画像を作り直す

 

■上で紹介したプールの画像で「V3」を押した場合

Midjourney(ミッドジャーニー)で生成されたプールのイラスト

■上で紹介したプールの画像で「U4」を押した場合

Midjourney(ミッドジャーニー)で生成されたプールのイラスト

クオリティの高いイラストを作成するコツ

いくらAIといっても、人間の頭で想像したものを予測して画像にするのは不可能です。
なるべく思い描いているものと近しい画像にするためのコツをご紹介します。

設定を細かく英文で指定する

より具体的に理解させるためには、タッチやシチュエーション等なるべく細かく指定する必要があります。
また、指定は英単語よりも英文の形の方がより精度の高いものが作れるそうです。

思い描いたものに近しい他作品のキーワードを使う

他の方が作った画像に対して、指定されたキーワードがでてくるので、それをコピーしてモチーフを変えたりすることで、近しい画像が生成できます。

要素を除外する

いらない要素を除外するには、文章の最後にパラメータ「–no」を入れると、指定した要素を除外することができます。
上の画像では「–no blue」と指定して、青色を除外しています。

child room from anime, evening, aesthetic, animation style,pastel colour

 
Midjourney(ミッドジャーニー)で生成された子供部屋のイラスト
 

child room from anime, evening, aesthetic, animation style,pastel colour , –no blue

 
Midjourney(ミッドジャーニー)で生成された子供部屋のイラスト

参考画像をインプットさせる

参考のイラストを使い、それにインスピレーションを受けてイラストを生成させることも可能です。

①入力エリアの左側にある+がらチャットに画像を投稿します。

 
Midjourney(ミッドジャーニー)で画像リンク

②右クリックで画像のチャットに投稿されたURLを取得します。

 

③promptで入力するキーワードの先頭に生成されたURLをコピペし、カンマ(,)で区切ってキーワードを入力します。

Midjourneyの料金について

Midjourneyには有料プランと無料プランがあります。
無料プランは25枚という枚数制限があります。
そのため、無料プランは「お試しで使える」くらいに考えておくと良いでしょう。
無料プランを利用していて残りの何枚を知りたい場合は、「/info」と入力しEnterを2回押すとわかります。

Midjourney(ミッドジャーニー)残りのカウント

2022年9月現在、公式サイトに記載されている料金プランは以下になります。

Midjourney(ミッドジャーニー)料金表
https://midjourney.gitbook.io/docs/billing

$10/月で200枚の画像が作れます。
またSNS転載は無料ですが、商用利用の場合はいずれも有料プランで画像生成を行う必要があります。

Midjourneyの著作権について

Midjourneyで作成した絵は、作成者がMidjourneyのAIで作った作品なので、完全自作の著作権というわけではありません。
先ほど紹介した#newbiesの初心者部屋で作られた画像は、第三者が再利用・改変・保存が可能になっています。
また、生成した画像は有料プランの場合にもMidjourney側が自由に利用できる事になっています。

利益が発生しない個人利用の場合は無料で使えますが、商用で利用する場合にはプランや著作権に注意して利用しましょう。

Web制作の現場でイラストは使用できるか

生成される画像を拝見すると、ゲームの背景などに使えそうな素材や名画っぽい素材が得意な印象でした。
作りたいWebサイトのイメージにもよりますが、インフォグラフィックやベクターイラストなどの生成は難しい印象でした。
でも使ってみて「なるほどぉ、こんなのができるんだ〜」という感じで楽しかったです。

試しにベクターイラストの指定を入れて作ってみたPCがこちらになります。

Midjourney(ミッドジャーニー)で生成されたPCのイラスト

結果、今後「この画像やイラストのタッチでこのモチーフを描きたい」という要望は発展したらWebサイト制作で利用できる画像はできそうな予感がしました。
生成物が蓄積した知識を元にしたものだとしたら、Webサイトも資料もコードも、ありとあらゆるものAIが作る時代がすぐ側まで来ていると感じて少し怖くなりました。
ですが時代の流れに争ってもしょうがないので楽しみつつ、AIにやってもらえるところはAIにやってもらってもクオリティを高めていけるといいのかな、とも思います。新しいツールや良い技術も勉強して取り入れながらいいサイトを作っていければと思います!

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