【CV達成27%⤴ 】月間80万人に読まれるオウンドメディア「データのじかん」サイト改善の裏側
404ページ(エラーページ)を、ブランド体験を高めUX向上につなげるための仕掛けに変える具体策とチェックリストをご紹介します。
3〜5%の流入が思いがけず訪れたタイミングで予想以上の体験を届けられれば、ユーザーの可処分CVをぐっと引き上げることができます。
ブランドロゴと連動した黄色い星を中央に配置し、404の数字と融合させたユニークなビジュアルが特徴。シンプルで洗練された印象、TOPページへの導線も明確に設け、ユーザーの迷いを最小限に抑えています。
サイト全体の世界観に合わせた手描き風フォントとカラフルなモチーフで、楽しく温かみのある印象に。「Not found…」というやさしい表現やトップページへの誘導、子どもや保護者にも親しみやすく、迷いにくいデザインです。
ポップな配色と表情豊かなキャラクターで遊び心を演出。中央の大きな「404」とシンプルな謝罪文で直感的に状況を伝えられます。「TOPに戻る」リンクで迷わずたどり着ける設計を確保し、ブランドの個性も印象づけています。
黒背景に縦組みの日本語と英語を組み合わせた静かな美しさが印象的。「あらま、頁がありません。」という柔らかなひと言が、落ち着いた世界観と調和しつつ、控えめながらも印象に残るユーモアを添えています。
ドット柄背景と寝転ぶ子どものイラストで「ひとやすみ感」を表現。やわらかな世界観でブランドらしさを伝え、トップページへ違和感なく戻れる構成が特徴的です。
3Dアバターとカラフルなグラフィックで、ポップかつ未来的な世界観を際立たせています。視覚的な遊び心でユーザーを引きつけ、自然にTOPページへ導く構成、採用サイト全体のトーンと統一感を保っています。
ブランドカラーのグリーンと親しみやすい手描き風イラストで安心感を演出。あえて「404 not found」とは表示せず、「問い合わせ」や「来場予約」へ自然に誘導し、ユーザーの離脱を防ぐ工夫がされています。
大きなウインク顔の絵文字やレトロな装飾フォント、「404エラー」の繰り返し表示など、ポップで遊び心あふれる演出が特徴。コミカルな表現によってエラーページ特有のネガティブな印象をやわらげ、ユーザーに親しみやすさを与えています。
円形モチーフと人型イラストのアニメーションで「共創」や「つながり」を視覚的に表現。検索窓やサイトマップへの導線を設け、ユーザーが迷わず次の行動に進めるよう工夫がされています。
サイト全体とトンマナを統一すれば違和感を軽減でき、検索窓や人気記事を配置すれば次の行動を促せます。さらに、遊び心ある仕掛けで楽しさと実用性を両立すれば、SNSシェアや被リンクの獲得にもつながります。ちょっとした工夫で、CVR向上に直結する仕掛けになります。
404ページの改善効果を正しく評価するには、「404→他ページ遷移率」や「404経由のCV数」「平均セッション時間の増加幅」などが指標になります。目安としては、改修前と比べて遷移率+15%、CV+3%を目安に変更後を見てみてください。小さな変化も数値で見える化することで、次の改善ステップへつなげやすくなります。
404ページを改善したいけど「何処から手を付けていいか分からない」「社内リソースが足りない」というお悩みがございましたら、KOHIMOTOまでお気軽にご連絡ください😊
編集者:hamano
東京造形大学の環境デザインで都市環境などの空間設計を学ぶ。卒業後、某玩具メーカーへ勤務。Webの新たなコミュニケーションやデザインの世界に触れ影響を受ける。2022年にKOHIMOTOへjoin。金髪ショートカットがトレードマークです。
監修者:Yuka Fujimoto
Webディレクター / デザイナー。美術大学在学中に、画面ひとつで世界中の人と繋がれるWebの可能性やデザインへ興味を持つ。インターンを経て就職したIT企業で実務経験を積む。肉より魚派🐟
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