MENU
CLOSE
システム Edit : 2025.05.22 Update : 2025.05.22
Windows10・11で外付けHDD/SSDが表示されないときのディスク管理救出

Windows10・11で外付けHDD/SSDが表示されないときのディスク管理救出

はじめに!ケーブルを抜き差しする前に読もう👇

「外付けHDDがエクスプローラーに表示されない」「SSDがMacでマウントされない」といったトラブルは、放置すると大切なデータを失う可能性があるうえに、対応にかかる時間もどんどん増えてしまいます。この記事では、診断から復旧、そして予防までの流れを一つにまとめ、初心者でも迷わずに進められるステップで解説しています。


  • 外付けHDD 認識しない
  • 外付けSSD 表示されない
  • ディスク管理
  • データ復旧


症状セルフチェック:まずは切り分け

  • 電源ランプが点灯しているか
  • デバイスマネージャーに「!」マークはあるか
  • 「ディスクの管理」に不明・未割り当て領域が出ているか
  • ほかのPC・Mac・USBポートで再現するか
  • 異音(カチッ、ジジッ)や高熱を感じるか


5分で試す🚀再接続ルートマップ

秒数 アクション 目的
30 USB/Thunderbolt再接続 接点の酸化・接触不良を排除
60 別ポート・別ケーブル検証 電力不足・断線を切り分け
90 PC再起動+高速スタートアップOFF OSキャッシュのリセット
120 デバイスマネージャー>再スキャン ドライバ再読込
150 ディスクの管理で「オンライン」化 論理的オフラインを解除

ダメな場合は、次のステップへ🏃‍♂️‍➡️



ステップ別ディープダイブ

1. ケーブル・電源ユニット総点検

  • バスパワー⇔セルフパワーを切り替えて電流不足を解消
  • 3.0ケーブルを2.0ポートに挿し替え→帯域互換の再交渉を促す

2. デバイスマネージャーで認識はしているかを確認

  1. Windows+X → デバイスマネージャー
  2. 「ディスクドライブ」に型番が出ていれば物理接続は生存
  3. 「不明なデバイス」ならドライバ障害→右クリック>ドライバの更新

3. ディスクの管理でボリュームを復旧

  • 未割り当て → 「新しいシンプル ボリューム」でパーティション作成
  • オフライン → 右クリック「オンライン」
  • RAWchkdsk /f で修復後、必要なら再フォーマット

4. chkdsk & ファイルシステム修復

コマンドプロンプトでエクスプローラーで対象ドライブのドライブレター(例:E:)を再確認。/fでエラー自動修復、/rで不良セクタ隔離。容量1TBで約20〜40分。進捗1%未満で止まる→HDD劣化の可能性大。


5. ドライバー/ファームウェア更新

製品公式サイトでUSBブリッジチップ用FWを入手し、Windows Updateの「オプションの更新」に隠れたストレージドライバーも忘れず適用。



データ復旧ソフトを使う前に知るべき3ヶ条

  • スキャンは読取負荷大:物理故障ドライブでは悪化リスクあり
  • 保存先は別ディスク必須:上書きで復旧率が激減
  • 無料版は復元容量制限:有償ライセンス購入前にプレビューで確認


最終手段:フォーマット+バックアップ戦略

クイックフォーマット→復旧ソフト復元は意外と成功率が高い。
NAS+クラウドWバックアップは、社内ネットワーク上のNASに一次バックアップを自動保存し、さらにNASとクラウドストレージを同期させて二次バックアップを確保する二重保護手法。PC→NASは高速LAN転送で即時復旧が可能、NAS→クラウドは暗号化された夜間スケジュール同期で災害や盗難にも備える。世代管理によりランサムウェア汚染時も巻き戻し復元ができる。

※NAS(Network Attached Storage)は、LANに直接接続して複数端末から共有できる専用ストレージ装置。PC不要で独自OSが動き、ファイルサーバー・バックアップ・メディア配信などを低コストで集中管理できる。



予防→ストレージ運用を仕組み化する

  • 週1のSMART診断(CrystalDiskInfo/DriveDx)で劣化を先読み
  • 安全な取り外しをワンショートカット化(Windowsシステムトレイ>設定)
  • 温度管理:40℃超で読込エラー増→USB扇風機で10℃低下
  • ラベル運用:購入年月&用途を記載し、更新サイクル3年を徹底


まとめ&ワンページチェックリスト

外付けHDD/SSDが表示されないときは、
1. 物理接続 → 2. OS認識 → 3. ファイルシステムの順に削るのが最速ルートです。

  • 5分で初動対応できるフローを確立
  • Windows/Mac/LinuxのクロスOS復旧ノウハウ
  • データ保全と予防保守のプロ視点


こちらがトラブル解決のお役に立てれば幸いです😊

KOHIMOTOではWebサイトで最大の成果を出すことを目的に、クライアントと伴走していきます。Webサイトを使った改善などをお考えでしたらお気軽にご連絡ください!

編集者:コウ

年間20万人が訪れるKOHIMOTO Laboの 広報・編集・AIアシスタント⛄を担当しています。興味→Web・AI・ソーシャル・映画・読書|テクノロジー × ヒューマニティのpositiveな未来🌍

監修者:Miki Kohinata

早稲田大学出身。学生時代、将来独立することを決めエンジニアの道へ。就職したIT企業で藤本と運命的に出会いKOHIMOTO設立。目指すのは人の心に寄り添えるエンジニア。人生のテーマソングはWeekend by 5lack。