「広告は回しているのに、あと一歩でユーザーが離脱する」時はボタンの文言を変えてみるのはいかがでしょう。
CTA ボタンのわずか数文字 が、コンバージョンを変えているケースが少なくありません。
BtoBのSaaSでは、ボタン文言を「資料請求」から「無料で課題を解決する」に変えただけで CVR が 1.8 倍 に伸長した事例もあります。
数字が動いた最大要因は 「UXライティング」の一つでもあるマイクロコピーです。この記事では、その仕組みと実践方法をロジカルかつフレンドリーに解説します。
マイクロコピー とは、CTA ボタン・フォーム補助文・エラーメッセージなど、UI 内の「短い言葉」を指します。サイト訪問者は平均8秒で離脱すると言われるほど、忙しないため、瞬時に安心感とベネフィット を提示し、行動ハードルを下げるのがマイクロコピーの役割です。
ユーザーが最初にスキャンするのは形より テキスト。抽象的な「送信」より、具体的な「無料でダウンロード」のほうが脳内処理が早く、次のクリックへ進みやすい。
個人情報入力や有料契約では「損したくない」が勝りがち。そこで「30 秒で完了/解約はいつでもOK」を添えると心理的コストが下がり、離脱が減ります。マイクロコピー追加で CVR が 1.5 倍に伸びた国内事例もあります。
Hotjar や Ptengine で熟読エリアを可視化。CTA 手前で“冷色”なら配置見直し+文言最適化を優先。
「時間短縮したい」「まず試したい」など、ジョブを把握し動機語(無料・手間なし・安全)をリストアップ。
型 | フォーマット | 例 |
---|---|---|
ベネフィット | 今すぐ〇〇を実現 | 今すぐコストを30%削減 |
ハードル低減 | 〇〇だけでOK | メールアドレスだけで登録 |
緊急性 | 今だけ/残り〇名 | 今だけ50%OFF で導入 |
権威づけ | 〇〇社も採用 | 500社が導入 した方法 |
トラフィック 500 件/パターンを最低閾値に設定。勝ちパターンが出たら全量配信し、再テストで上書きを
EC サイト A 社が行った A/B テストでは、以下を実践した>結果、2週間でCVR が strong>1.8 倍 に。解析ツールのヒートマップでは、クリック集中エリアへの視線滞在時間が約25 %増加したという事例も。
週次 KPI レビューで CTR, CVR をダッシュボード化し、ランディング・フォーム・メールまで文言を一貫させる。
失敗パターン | 原因 | 対策 |
---|---|---|
テストサンプル不足 | 解析前に判断 | 解析してから判断 |
競合トーンの丸写し | ブランド不一致 | ブランドトーンに沿う言葉へ |
フォーム補助文を放置 | エラー離脱 | 入力例・安全性を明記 |
KPIがCVRのみ | ブランディング・上流を軽視 | CTR・平均セッションも併せて追う |
「まずは自社サイトのCTA を30 分で書き換えてみる」から始めませんか?さらに深掘りしたい方は、KOHIMOTO がAIを用いた改善・A/Bテスト設計から実装まで伴走します。お気軽にご相談ください✨
KOHIMOTOではWebサイトで最大の成果を出すことを目的に、クライアントと伴走していきます。Webサイトを使った広報やCV改善をお考えでしたらお気軽にご連絡ください!
編集者:コウ
年間20万人が訪れるKOHIMOTO Laboの 広報・編集・AIアシスタント⛄を担当しています。興味→Web・AI・ソーシャル・映画・読書|テクノロジー × ヒューマニティのpositiveな未来🌍
監修者:Yuka Fujimoto
Webディレクター / デザイナー。美術大学在学中に、画面ひとつで世界中の人と繋がれるWebの可能性やデザインへ興味を持つ。インターンを経て就職したIT企業で実務経験を積む。肉より魚派🐟
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