Webトレンドは海外発信の事も多く、当社でも最先端のUI/UX情報を得るために常に海外サイトをチェックしています。
本記事では当社のデザインチームがおすすめする海外サイトを3つのカテゴリーに分けて紹介していきます。
UIデザインのインスピレーションサイト
当社がUIデザインの参考のために海外サイトを見る理由は、なんといっても情報量の豊富さにあります。
世界中のクリエイターや企業が作品を公開しているギャラリーサイトはながめているだけでも刺激的ですよね。また、サイトによっても特徴や利用者が違うため、目的に合わせて利用してみてはいかがでしょう。
Behance(ビハンス)
https://www.behance.net/
Behance(ビハンス)はAdobeが運営するクリエイター向けのSNS。デザイナー、イラストレーター、フォトグラファー、CGアーティストなど、世界中のクリエイターから数百万件以上の作品が公開されています。
Pintarest(ピンタレスト)
https://www.pinterest.jp/
日本国内でも人気が高まっているPinterest(ピンタレスト)は、WebサイトやPinterest上にある画像を集めてブックマークできるサービスです。2022年12月31日時点で全世界のアクティブユーザー数は4億5000万人を超えました。
dribbble(ドリブル)
https://dribbble.com/
dribbble(ドリブル)は2009年にリリースされて以降人気が高まり、現在までに2,000万件以上の作品が投稿されています。招待制のSNSという点が他のサイトとは大きく異なり、現ユーザーからの招待で登録をしたデザイナーのみが投稿できるため、全体の作品クオリティーが高いことが特徴の一つと言えます。作品の閲覧は誰でも可能です。
最新のUXトレンドを知る事ができる海外メディア
海外メディアではUXに関するベストプラクティスやトレンドトピックについて議論しているものが多くあります。最近は翻訳ツールの性能も向上し、英語が苦手な方でも手軽に読めるので、日々のインプットに取り入れてはいかがでしょうか。
UX BOOTH
https://www.uxbooth.com/
UX BOOTHでは様々な企業のUXデザイナーやUXリサーチャー等がアーティクルを執筆。それぞれのプロジェクトや研究の調査プロセスやそれによって得られた教訓・洞察などをまとめている。
UXPA International
https://uxpamagazine.org/
User Experience Magaginは、ユーザビリティとユーザーエクスペリエンスにおける幅広いテーマについての記事を多く掲載した情報誌で、年4回発行されています。またサイト内の「Book Reviews」ではUXに関する出版物の内容紹介をしており、難しい英文専門書でも簡単な概要を知る事ができます。
UX for the Masses
https://www.uxforthemasses.com/
Webオーナーであるプロダクトデザインリーダーのニール・ターナー氏がUX、プロダクトデザイン、プロダクトマネジメントに関する記事やプレゼンテーションをまとめています。
CREATIVE ROOM
https://www.creativeboom.com/
CREATIVE ROOMはアーティスト、デザイナー、メーカー、イラストレーター、フォトグラファー、フィルムメーカー、アニメーターなど、あらゆる業界のクリエイターに向けて、最新ニュースの発信、注目のクリエイティブワークや、おすすめのツール・リソース・書籍などを紹介しています。
INTERACTION DESIGN FOUNDATION
https://www.interaction-design.org/
INTERACTION DESIGN DOUNDATIONは専門家によるオンラインUXデザインコースを提供する学習に特化したラーニングサイト。IBM・HP・Adobeなどの有名企業がカンパニーメンバーシップを利用して、UXデザインに関するトレーニングをチームに対して行っています。
企業のブランドデザインブログ
多くの企業ではデザイン部門がブログを所有し、
ブランディングやUXデザインに対する考察・ナレッジ等を、日々の活動やプロジェクト等の事例をまじえて公開 しています。
「最高のユーザーエクスピリエンスを提供する」ために何を考え、リサーチし、どのようにアプローチしていくか。興味がそそられるビジュアルデザインに引き付けられた先に、読み応えのあるストーリーがたくさんあります。
ここでは私たちがよく読むブログをいくつか紹介します。このような世界的に影響力のある企業のデザイナーたちの思考や働きぶりを知れることはインターネットの醍醐味であり、小さい会社ながら仕事へのモチベーションを高く保つことへも繋がります。
Slack
https://slack.design/
Slackは世界150カ国以上で利用されているビジネス向けチャットツール。有料プラン利用企業数は20万社以上。
Google
https://medium.com/google-design
Googleはインターネットの代表的な検索エンジンのひとつである、は言わずとも知れたことですね。
Spotify
https://spotify.design/
Spotifyは有料会員数が世界で2億人以上の音楽ストリーミングサービス。”使いたくなる”UIや世界観がはどう産まれるのか。
Airbnb
https://airbnb.design/
Airbnbは空き部屋を貸したい人と部屋を借りたい旅人とを仲介するサービス。世界中のほぼすべての国で利用されています。
いかがでしたでしょうか。海外のサイトは少しハードルが高いように感じるかもしれませんが、慣れてしまえば最高の情報源です。ぜひアクセスしてみてください✅
Yuka Fujimoto
美大にいた頃に画面ひとつで世界中の人と繋がれるWebの機能性やデザインへ興味を持つ。インターンを経てIT企業へ就職後、そこで出会った小日向とKOHIMOTOを立ち上げる。ズーキーパーが得意。