ゆかなんでさ、人類って喧嘩せずに仲良く平和に地球で一緒に暮らそうってできないのかな。
みきイスラエルという国家が入植者による植民地国家であって、パレスチナ人に対するアパルトヘイト国家であるという事実もこの本を読んで知った。アパルトヘイト国家っていうのは、特定の人種の至上主義に基づく人種差別を基盤とする国家ってことなんだけど。
ゆか私も。国家レベルで差別しますってなかなか無いから、こんな国あるんだって思った。
みきただ、この本でも注意として書かれてたのは、そのイスラエルもヨーロッパにおける反ユダヤ主義っていうレイシズムの犠牲者ではあるんだよね。でも自分たちの自由を求めたときに、帝国の武力を背景に他の民族を犠牲にするのは良いっていう考えは、なんで起こるのか、自分にはよくわかんなくて。自分たちが民族っていう単位で生き残りたいって思うのか…とか。
ゆかそうだね。ユダヤの人たちはもともと頭がいい人種って言われていて、自己愛がユダヤ人っていうアイデンティティに起因する場合、そのアイデンティティ以外の否定にもつながる場合もあるんじゃないかなって思った。無自覚にも。
みきたしかに。あと、親から暴力された子どもが暴力振るってしまうっていう話とかも聞くことあるから、暴力での支配の成功しか見てないと、そうされた人はそれを選ぶのかとか、そういう側面もあるのかなって思った。
ゆかうん、自分が受けた報復とか暴力を自分の代で終わらせようって思える人って、本当に心が強くて尊い人だなと思う。だけど多分多くの人は親に暴力を振るって育てられた人が子どもに暴力を振るってしまうように、目には目を、歯には歯をっていうのは人がデフォルトで持つ性質だと思う。
みきそうだね・・・でも世界中の大体の民衆は平和であってほしいし、戦争やめてくれっておもってると思う。
編集者:こひもと
みき+ゆか / KOHIMOTOというWebサイトをはじめとしたDigital Creativeの会社を営んでいます🤝IT企業出身のエンジニアとデザイナーで元同期。hiphopと本とお笑いが共通言語。
INDEX
PICK UP