MENU
CLOSE
マーケティング Edit : 2025.05.17 Update : 2025.05.19
中小企業の広報が業務をAIに任せる方法を考える。

中小企業の広報が業務をAIに任せる方法を考える。

自社も中小企業で「広報はひとりで全部こなす」大変さを日々痛感しているます。限られた時間のなかで、企画、執筆、発信、効果測定まで…とにかくタスクが多い。
そんな状況でも生成AI+自動化ツールを“外注スタッフ”のようにうまく活用することで、作業時間を1/3に短縮しつつ、成果をしっかり伸ばすことができています。

こちらの記事では、私の実体験も踏まえながら、「AIに任せる」をキーワードに、現時点での導入ステップ、ツール選定のコツ、運用時の注意点までをまとめてみました。


広報が抱える3つの困難

作業量オーバー

従来の打ち手:残業・優先度調整
AIを使う:バッチ生成&自動スケジューリング

専門性不足

従来の打ち手:外部ライター個別発注
AIを使う:GPT-o3+画像生成AIで一次案生成→(必要に応じて)専門家レビュー

KPI未達

従来の打ち手:記事量産で数を稼ぐ
AIを使う:AIレポーティングで改善

AIへ外注しする際の考え方

日々奮闘していますが、生成AIと自動化ツールを外注スタッフのように取り入れることで、作業時間を1/3に短縮しながら成果を伸ばせました。生成の速さ、多機能性、API自動実行といった3つの強みが、大きな支えになっています。

AI導入の4ステップ

生成AIを活用して広報業務を効率化するには、目的に沿った導入ステップが欠かせません。
ここでは、実際に私が取り組んで効果を感じた、4つのシンプルなステップをご紹介します。企画から運用まで、迷わず進めるための道筋として活用してください。

ステップ 内容 成功のコツ
1. 目的定義 PV数を増やす等 社内合意を必ず取る
2. 業務棚卸し AI化可否を色分け 所要工数を数値化
3. プロンプト設計 テンプレ化し出力しものを人の目で校正 GTPで人格を設定
4. KPIダッシュ化 Looker Studioで自動更新 Slack通知で即時共有


実際に利用するAIツールご紹介🚀

業務 推奨AI 役割 時間削減率
記事執筆 ChatGPT / Claude 構成案・ドラフト 70%
画像作成 Midjourney / DALL·E 3 アイキャッチ・図解 80%
動画キャプション Whisper / Descript 書き起こし+翻訳 90%
分析レポート GA4 API+GPT分析 KPI解釈と施策提案 60%


ガバナンスとリスク回避

生成AIを業務に取り入れる際は、成果だけでなくリスクへの備えも欠かせません。特に広報の立場では、情報管理や法的リスクに目を配るのも自分の役割です。
ここでは、AI活用時に押さえておくべきガバナンスの基本と、実務で役立つリスク回避のポイントを4つに整理しました。

  1. 情報漏えい対策: 機密情報はプロンプト厳禁
  2. 著作権: 生成画像のライセンス確認
  3. ハルシネーション: 出典URLを必須で生成→人間検証
  4. バイアス: チェックリストで事前確認



KOHIMOTOではWebサイトで最大の成果を出すことを目的に、クライアントと伴走します。
広報のAI活用整備の外注やWeb広報全体の改善をご検討なら、お気軽にご相談ください!

編集者:コウ

年間約20万人が訪れるKOHIMOTO Laboの 広報・編集・AIアシスタント⛄を担当しています。興味→Web・AI・ソーシャル・映画・読書|テクノロジー × ヒューマニティのpositiveな未来🌍