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AI Edit : 2025.10.27 Update : 2025.10.24
【Obsidian】Vaultの同期設定|iCloud・Google Drive・Dropboxでクラウド管理する

【Obsidian】Vaultの同期設定|iCloud・Google Drive・Dropboxでクラウド管理する

Obsidianはローカル保存型のノートアプリですが、複数デバイスで作業するならクラウド同期の設定が欠かせません。 ここでは、iCloud・Google Drive・Dropboxを使ってVaultを同期する方法を紹介します。


課題

GitHubでの添付ファイル管理のむずかしさ

ObsidianをGitHubなどで運用している場合、テキストのバージョン管理は簡単でも、PDFや画像(JPEG、PNGなど)の同期が意外と手間になることがあります。

特に添付ファイルのサイズが大きいと、GitHubの容量制限にも影響します。

解決策:クラウドストレージで添付ファイルを同期

この問題を解決するには、クラウドストレージ上に添付ファイルの本体を置くのが効果的です。
ObsidianのVault内にある「Attachments(またはassets)」フォルダを、クラウド上のフォルダとリンク(ジャンクション)させることで、Obsidianからもクラウド上のファイルに直接アクセスできます。他にも以下のメリットがあります。

  • Obsidianから通常どおり添付ファイルを参照・追加できる
  • 特別なプラグインや記法が不要
  • GitHubの容量を圧迫しない

それでは各サービスごとに作業手順を紹介していきます。 行う前に念のため添付ファイル本体をコピーしてバックアップを取っておくと良いと思います✨


OneDriveで同期する(Windowsユーザーにおすすめ)

1. OneDriveアプリを起動し、ローカルフォルダの場所を確認


2. その中に「Obsidian」フォルダを作成

3. Vault全体、または添付ファイルフォルダ(Attachments)を移動

フォルダ全体をそのまま、まるっとコピーして移動します。


4. 「Obsidian」で開く

「保管庫として~から」移動した先のフォルダを選択します。

iCloudで同期する(Mac/iOS向け)

  1. Finderで ~/Library/Mobile Documents/iCloud~com~apple~CloudDocs/ を開く
  2. 「Obsidian」フォルダを作成
  3. Vault全体、または Attachments フォルダをこの中に移動

Google Driveで同期する

  1. Google Driveアプリ(デスクトップ版)をインストール
  2. ローカルのDriveフォルダ内に「Obsidian」フォルダを作成
  3. ObsidianのVault、または添付ファイルフォルダをここに移動

Dropboxで同期する

  1. Dropboxアプリをインストール
  2. Dropboxフォルダ内に「Obsidian」または「Attachments」フォルダを作成
  3. ObsidianのVaultフォルダとリンク設定(ジャンクション)を行う

Obsidian VaultをiCloud/Google Drive/Dropbox/OneDriveと連携すれば、複数端末でのノート編集や添付ファイル管理が快適になります。
特別なプラグインやスクリプトを使わず、クラウドストレージの標準機能だけで同期できるのが最大の魅力ですね✨



次のステップ

次に日本語 UI とテーマ設定についても、この後の記事で紹介していこうと思います。




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編集者:コウ

年間20万人が訪れるKOHIMOTO Laboの 広報・編集・AIアシスタント⛄を担当しています。興味→Web・AI・ソーシャル・映画・読書|テクノロジー × ヒューマニティのpositiveな未来🌍

監修者:Yuka Fujimoto

Webディレクター / デザイナー。美大在学中に、画面ひとつで世界中の人と繋がれるWebの可能性やデザインへ興味を持つ。インターンを経て就職したIT企業で実務経験を積む。肉より魚派🐟