事実をそろえない議論は前に進みません。
フェイクニュースが厄介なのは、「人をだます」より、意思決定の土台を崩すからです。
課題が起きたとき、まずやることはシンプルです。
ここが曖昧なままだと、議論は不毛な方向へ流れます。
例えば、社内でこんな話が出たとします。
課題:売上が落ちている。
ここでよくあるのが、憶測で課題を出す事です。「最近の客層が変わったからでは?」「SNSが弱いからでは?」「接客の質が落ちたのでは?」
……当たってる可能性もある。でも、まだ早いです。
まず必要なのは現状把握(ファクト)です。
たとえば調べた結果がこうだったら?
この時点で、打つべき施策はかなり絞れます。
逆にここがファクトじゃないと、
施策は「課題解決」じゃなくて、ただの「思いつき」になります。
またこれは、外しても戻れます。事実に戻って、再度の検証と修正ができるからです。
事実を重視するのは、建設的な議論と改善を回すための最低条件です。
フェイクニュースの厄介なところは、全部が「真っ赤な嘘」じゃないんところにあります。
だから、ぱっと見で、事実っぽかったり繋がってる感覚になります。でも、それを事実扱いすると、施策も検証もズレます。
まわりの生活や社会を良くするためには、情報に触れるときに、これは「確認できる事実」?それとも「解釈」?という視点が本当に大事だなぁ~😊と思いました。
編集者:Yuka Fujimoto
Webディレクター / デザイナー。美大在学中に、画面ひとつで世界中の人と繋がれるWebの可能性やデザインへ興味を持つ。インターンを経て就職したIT企業で実務経験を積む。肉より魚派🐟
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