AIによって、できることは爆発的に増えた。私たちが何かを選ぶときにも様々な観点から、「調べられる、比べられる、最適化できる」ようになり、意思決定の基準値も、本質的な物へ変わっていくと予測されます。
前回の記事で、人は「意義ある行動」だと納得したときに、行動する。という事を元に、UX設計の出発点を考察しました。
AIは大量の選択肢を提示し、最短距離を示してくれます。でもユーザーが本当に欲しいのは「答え」ではありません。
最適化だけが進むと、情報は揃いますが、行動は止まってしまいます。
なぜなら「Why(なぜ)」が抜け落ちるからです。
AI時代のUXは、「How(どうやるか)」ばかりが洗練され、「Why」が置き去りにされることが多くあるのではないでしょうか。
この視点をもつと、ユーザーの課題やニーズを取り上げるUXリサーチをもう一段掘り下げる事ができます。
こういった「ユーザーの文脈」だけでなく「世界の文脈」までを見ると、本質的な「共通善」を定義できます。
逆にプロダクトが社会インフラ化していく今後は、この視点を持たない設計は、迷子になりがちな傾向があるでしょう。
ここで一つ、完全に趣味ですが、「世界における日本」を定義するとしたら、というUXリサーチの思考実験をしてみたいと思います。
最近、1000年後も日本が価値を発揮し、世界から愛される国として、また平和をけん引する国として存続する道はこれでは?と考えたりしていた事なんです!✨
いま世界は、様々な要因が絡まって、かなり荒れているように感じます。
その結果、人類は、以下のような安心できる象徴を無意識に求めているのではないでしょうか。
この前提に立ったとき、世界における日本の立ち位置を「平和の象徴」と定義してみたら、ぴったりと条件が当てはまりました。
日本には、この定義を支えるいくつかの他の国には満たせない要素があります。
それは「抑止」ではなく「祈り」を背負った歴史です。史上最大の兵器を唯一投下された第二次世界大戦の時に、次の戦争をとめる国は日本である事が決まっていたように思います。
他国との意識しながら、島国として文化を守り共存してきた、水と火に囲まれた神秘的な(主観です)地形の国。
仏教哲学に根づく、無常・縁起・中道・慈悲という思想OSが国民基盤としてあるところ。
たとえば、周りとの調和や道徳性を重んじる国民性。すべてを言語化せずとも心で繋がる関係性がきずけるところ。余白を残し、調和を重んじる文化。
国家の軍事や経済の強さは時代で200年単位などで入れ替わっている印象があります。
ですが、仏教もしかり、善の設計は文明の記憶として何千年も残る。
規模デカすぎですが、最近割と真剣に考えていたこの話を、無理やりUXの話と結び付けました😊
編集者:コウ
年間20万人が訪れるKOHIMOTO Laboの 広報・編集・AIアシスタント⛄を担当しています。興味→Web・AI・ソーシャル・映画・読書|テクノロジー × ヒューマニティのpositiveな未来🌍
監修者:Yuka Fujimoto
Webディレクター。美大在学中に、画面ひとつで世界中の人と繋がれるWebの可能性やデザインへ興味を持つ。インターンを経て就職したIT企業で実務経験を積む。肉より魚派🐟
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