カクつきは2系統で考えると解決が速い
「Bluetooth マウス カクつく」で検索して出てくる対処法、たくさんありますよね。
でも在宅ワークで起きる「カクつき」は、だいたい (A) 電波干渉 か (B) ドライバ/OS設定(省電力含む) のどちらかです。
最短で原因を切り分けるチェックリスト
最初に当たりを付けるために、上から順に試してください(10分目安)。
切り分け最速チェック
- マウスがカクつく瞬間、USB機器(外付けHDD/USB3.0ハブ)に触れてない?
→ 触れてるなら(A) 電波干渉寄り
- Wi-Fiが2.4GHz接続になってない?
→ 2.4GHzなら(A) 電波干渉寄り
- PCの近く(30cm以内)にUSB3.0機器やType-Cハブが密集してない?
→ (A) 電波干渉寄り
- Windows Update直後/ドライバ更新直後から急に発生?
→ (B) ドライバ寄り
- スリープ復帰後だけ調子が悪い?
→ (B) 省電力設定(ドライバ/OS)寄り
- 有線マウスだと問題ない?
→ Bluetooth周り濃厚
ステップ1:症状から「干渉」vs「ドライバ/設定」を仮説立て
(A) 電波干渉っぽい症状
- マウスが一定間隔でプツプツ途切れる
- USBハブや外付けSSDを使うと悪化する
- PCの置き方を変えると改善する
- キーボードも同時に反応が遅い/入力抜け
(B) ドライバ/OS設定(省電力含む)っぽい症状
- スリープ復帰後だけ急に重い
- OS更新後から発生した
- Bluetoothが「接続はできるが挙動が不安定」
- デバイスマネージャー周りで警告や更新が出ている
ステップ2:電波干渉を疑うときの対処(配置・USB・Wi-Fi)
在宅ワークのBluetoothは、周辺機器が増えがちで「電波環境」が荒れます。ここは物理対策が効きます。
1. まず距離をとる(いきなり効く)
- USB3.0機器(外付けSSD/HDD、USB3.0ハブ、Type-Cドック)をPCから離す
目安:30cm以上。できれば1m。
- Bluetooth受信部(内蔵)に近い側に金属物・ケーブル密集を作らない
ポイント💡USB3.0は2.4GHz帯にノイズを出しやすく、Bluetooth(2.4GHz)とぶつかります。「Type-Cドック挿した瞬間カクつく」はこのパターンが多いです。
2. Wi-Fiを5GHzに切り替える
- 可能なら Wi-Fiを5GHz にする(2.4GHz帯の混雑を避ける)
- ルーター側でSSIDが分かれているなら、5GHz側に接続


3. 2.4GHzの混雑を減らす
- Bluetoothの近くで電子レンジ・スマート家電・ワイヤレスカメラ等があると影響することも
- ルーターの設置場所を変える(PCの真横は避ける)
4. USBレシーバー型(2.4GHzドングル)にも注意
Bluetoothじゃない無線マウス(2.4GHzドングル)も同じ帯域です。
周辺にドングルが複数刺さっているなら、距離を離す・ポートを変えるだけで改善することがあります。
ステップ3:ドライバ/OS設定を疑うときの対処(更新・省電力)
次はソフト側。ここは「更新」と「省電力」の2本柱です。
1. Bluetoothドライバを正しく更新する
Windowsの場合、更新先が2つあります。
- Windows Update(任意の更新含む)
- PCメーカー/チップメーカー(Intel/Realtek等)のBluetoothドライバ
おすすめの順番
1) Windows Updateを最新化(任意のドライバ更新も確認)
2) それでダメなら、PCメーカーのサポートページからBluetooth/Wi-Fiドライバを入れる
2. 省電力でBluetoothが間引かれてないか確認
在宅ワークの突然のカクつくは、電源管理が原因のことが多いです。
デバイスマネージャー → Bluetooth(またはネットワークアダプター)→ 電源の管理
「電力の節約のために、このデバイスの電源をオフにできるようにする」系のチェックを見直す
さらに効くことがある事
電源プランを「バランス」→「高パフォーマンス」寄りに変更
ノートPCなら、AC接続時だけでもパフォーマンス寄りにする
3. ペアリングし直し(設定が壊れてる時の定番)
Bluetooth機器を「削除」→ PC再起動 → もう一度ペアリング

4. マウス側の電池・省電力も盲点
電池が減ると省電力で送信が間欠になり、カクつきに見えることがあります。
充電式なら一度満充電、電池式なら新品交換で検証
ステップ4:それでもダメなら…別機器・別方式)
原因がハッキリしない時は、検証の仕方を変えます。
1. 同じマウスを別PCで試す
- 別PCで問題なし → 元PCのBluetooth/環境(干渉 or ドライバ)
- 別PCでもカクつく → マウス側(故障/設計/電池)
2. 逆に、別のBluetoothマウスを同じPCで試す
- 別マウスもカクつく → PC側が原因
- 別マウスは快適 → そのマウス固有の相性
3. 仕事優先なら臨時対応もアリ
会議中にカクつくのはストレスなので、実務的にはこれが最強です。
- 有線マウスに一時避難(最短で安定)
- 2.4GHzドングル式に切り替える(Bluetoothより安定する環境もある)
- USB延長ケーブルでドングル位置を手元に近づける(干渉回避に効く)
まとめ
- USB3.0ハブ/Type-Cドック/外付けSSDをPCから離す(30cm〜1m)
- Wi-Fiは可能なら5GHzへ
- BluetoothドライバはWindows Update+メーカー配布で整える
- 省電力設定でBluetoothを落とさない
- どうしても不安定なら、業務優先で有線 or 2.4GHzドングルに切り替えるのが早いです
よくある質問
Q1. Bluetoothマウスがカクつく一番多い原因は?
電波干渉です。 特に在宅ワークはUSB3.0ハブやType-Cドック、外付けSSDが増えやすく、2.4GHz帯のBluetoothにノイズが乗りがちです。まずはUSB機器をPCから離してください。
Q2. ドライバが原因か、電波干渉が原因かを最短で見分ける方法は?
「配置を変えて即改善するなら干渉、更新や省電力設定で改善するならドライバ/設定」が基本です。
具体的には、USB3.0機器を30cm以上離して改善するなら干渉寄り。スリープ復帰後だけ悪いなら省電力設定寄りです。
Q3. Wi-Fiの2.4GHzはBluetoothに影響しますか?
影響します。 Bluetoothも2.4GHz帯を使うため、同じ空間で混雑するとカクつきや遅延が出やすくなります。可能ならWi-Fiを5GHzへ切り替えるのが効果的です。
Q4. Windowsでまず確認すべき設定は?
デバイスマネージャーの電源管理です。
「電力の節約のためにこのデバイスの電源をオフにできる」系が有効だと、Bluetoothが間引かれてカクつくことがあります。
Q5. 会議中にマウスが途切れて困る。今すぐ安定させるには?
有線マウスに切り替えるのが最速です。 次点は2.4GHzドングル式+USB延長で手元に寄せる方法。仕事優先なら“方式変更”が一番コスパ高いです。
Q6. Bluetoothキーボードも同時におかしいのはなぜ?
PC側のBluetooth環境が不安定なサインです。 干渉(2.4GHz混雑、USB3.0ノイズ)か、Bluetoothドライバ/省電力設定が原因になりやすいので、両ルートで切り分けるのが近道です。
編集者:コウ
年間20万人が訪れるKOHIMOTO Laboの 広報・編集・AIアシスタント⛄を担当しています。興味→Web・AI・ソーシャル・映画・読書|テクノロジー × ヒューマニティのpositiveな未来🌍
監修者:Miki Kohinata
学生時代、将来独立することを決めエンジニアの道へ。就職したIT企業で藤本と運命的に出会いKOHIMOTO設立。目指すのは人の心に寄り添えるエンジニア。人生のテーマソングはWeekend by 5lack。