ウェブ広告の歴史はまだ20年程と浅いですが、ここ何年かは一番需要がのびています。
多様なサービスが混在するインターネットには様々な広告がありますので、第1回のこの記事では”○○広告”と呼ばれているものについてまとめていきたいと思います!✍️✨
インフィード広告
Webサイトやアプリ(画面の上から下に読み進めていくデザイン)のコンテンツとコンテンツの間に表示される体裁の広告。SNSや、キュレーションメディア、ニュースアプリなどでよく利用されている。
インストリーム広告
インストリーム広告とは、YouTubeなどの動画サイトで配信される従来のバナー広告よりも大画面で表示できるタイプの広告。音声がデフォルトでON。インストリーム広告の中でも、ユーザーが視聴する動画コンテンツの前に再生されるタイプの広告を「プリロール動画広告」と呼ぶ。
動画広告表示後、数秒後にユーザーが視聴選択できる「スキッパブル広告」と、強制的に視聴させる「ノンスキッパブル広告」があり、ノンスキッパブルではTVCMと同じ尺(15秒)がほとんどですが、スキッパブルでは1分30秒~数分の動画広告も増えている。
インストリーム広告では、「映像」「音声」「文字」を使い、さらに「大画面」で、商品やサービスの魅力を効果的にユーザーに伝えることができます。CPV課金(広告視聴単価課金)方式が多く、例えば、YouTubeのTrueView動画広告は“完全視聴単価”方式が採用されており、広告がスキップされたり、途中でブラウザを閉じたりして、広告の視聴が中断された場合(もしくは30秒未満の再生の場合)は課金されません。広告が最後まで再生された場合(もしくは30秒以上再生された場合)のみ課金されるので、広告投資のリスクが抑えられます。
インバナー広告
インバナー広告とは、従来のバナー枠に配信されるタイプの動画広告(インディスプレイ広告とも呼ぶ)。基本的に音声はデフォルトでOFF。
インリード広告
インリード広告とは、3つの動画広告フォーマットの中でも、最も新しい動画広告のフォーマット。ユーザーがWebページをスクロールして動画広告が画面に表示されたら動画が再生されるという仕様の広告でメインコンテンツ中にあることが条件。上記で紹介した、インフィード広告の動画バージョン。
インスクロール広告
インスクロール広告とは、インリード広告と同じく、ユーザーがWebページをスクロールして広告が画面に現れたら表示される広告。インリード広告との違いは、記事中の広告に限定されないところ。配信されるクリエイティブのほとんどが静止画ではなく、動画。
ネイティブアド(ネイティブ広告)
ネイティブアド(ネイティブ広告)とは、広告掲載面に広告を自然に溶け込ませることで、“ユーザーにコンテンツの一部として見てもらう”ことを目的とした広告。
リワード広告
リワード広告とは、アフィリエイト広告(成果報酬型広告)の一種で、広告のリンク先のWebサイトで、アプリのダウンロードや、商品の購入など成果が発生すると、広告主から媒体に成果報酬が支払われ、媒体がその会員に媒体内で使えるポイントなどを付与する仕組みの広告のこと。
リワード広告はアプリに多く見られ、アップルは「App Storeのランキングをゆがめる」と、この広告を批判しており「追放」を行っているが、実際はリワード広告への(ブースト広告としての)需要はアプリの普及とともに増えており、提供する事業者も増加している。
ブースト広告
ブースト広告とは、アプリのランキングを一時的に急上昇させることを目的としたリワード広告のこと。広告手法はあくまでリワード広告であって、これは使い方の話です。アプリのランキングには、短期間のダウンロード数が影響するため、リワード広告の予算を集中投下し、アプリをランクインさせることを狙った方法となる。
リッチアド
リッチアドとは、映像や音声を使用したビデオ広告のほか、ユーザーの操作に合わせて変化するインタラクティブ広告を指します。アドテクの普及により配信枠が拡大しており、2013年くらいから日本でも頻繁に見られるようになってきました。
ブランディング広告(ブランド広告)
ブランディング広告とは、企業やサービスのブランド向上を目的とする広告のことで、レスポンス広告と対になる用語。従来からTVCM、新聞、雑誌などのマスメディアが多く使われており、ブランドに関する情報をユーザーに伝え、認知や好意的なイメージを獲得することを目的としている。2010年代から広告主企業がWeb媒体でブランディング広告を展開する例も増えています。
ダイレクトレスポンス広告(レスポンス広告)
ダイレクトレスポンス広告とは、広告接触者から購買に繋がるレスポンスを得ることを目的とした広告のことで、企業やサービスのブランド向上を目的とする広告であるブランディング広告と対になる用語。
インターネットに日ごろからふれている方は、パッと思い浮かぶものがあるんじゃないでしょうか???
残りは長くなってきましたので、第2回にまわしたいとおもいます🤗
KOHIMOTO LABO
WebプロダウションKOHIMOTO Inc.が発信を通して成長していくためのラボ🧪 IT企業出身。世界中の人へ発信できるWebサイトを通じて、社会がより良い方向へアップデートしていく為に日々学び、技術を生かしていきます。