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BOOKCULTUREMOVIE Edit : 2024.10.21 Update : 2024.10.22

映画「怪物」を観て②怪物とは何だったのか?

こちらの記事は、こひもとのv-radio#1-2の内容の一部を抜粋し編集を施したものです。よろしければ、以下より全編を聞くことができます。


ゆか全体の感想で、最初の方早織の目線で先生たちの様子がすごい不気味でなんかおかしかった。

これは早織が湊がいじめられてるっていう思い込みによって早織の目にはそう見えてたっていうのが、次の章を読んだら明かされるんだけど、早織が車を学校に駐車する時に上手くできない、とかでもちょっと表現されてたのかなって思った。
みきそうだね。
相手を自分の味方から思い込むっていうのはこの映画のテーマだし、それが「怪物」っていうタイトルにすごい繋がってるなって思ってて。

早織の立場からは、その先生とかに対して「なんでこんな態度を取るんだ。」保利もガールズバーに行ってるみたいな噂をされて、それによって早織の保利に対しての不信感みたいなのが増している。逆に先生側から見たらモンスターっていう風に早織も映ってるっていう。
みんなが誰かに疑われて、でも自分も誰かを疑ってっていうのがこの話の中で実際は違う事っていうのがね、「怪物」につながってるって思ったかな。
ゆかこの物語で1つの出来事を、色んな視点から描かれてるっていうのも、認知のバイアスみたいなのがかかって物事を見ることによって、その真相が見えづらくなるみたいな事が表現されてるよね。
みきうん、構成もそういう構成になってるよね。
ゆかサブタイトル?の「怪物だーれだ?」にも込められてるのかなと思って。みきちゃんがさっき言ってた事が。
みき多分この怪物っていうタイトルで、色んな人が怪物っていうのをすごい考えたかなって思うんだけど、私は今ゆかちゃんが言ってた認知のバイアスみたいなものを指していると思って。
さらにそれは、観てる自分も・・・っていう。













こひもと

Miki+Yuka / 東京・吉祥寺でKOHIMOTO Inc.というWebサイト制作の会社をやっているエンジニアとデザイナー🌐 IT企業出身。サイト制作を通じて微力ながら社会が良くなる手助けをしたいと思っている。本と音楽とお笑いがすき。