ゆか主人公の男の子の渡辺っていう青年がいたじゃん。この青年最初普通に優しい人?陰謀論にのめり込む前までは仕事とか頑張っていて普通の人だったと思うんだけど、主人公がイマイチ何を目指してるかわからなかった。極論、女の子(飯山)と両想いみたいなになりたいんだとしたら最後の方のなんか意味分かんない事になったと思う。w
みきうん、恋を飯山さんにしたなら、その子の活動を手伝ったりして、飯山さんのことを知っていく方にも行きそうなのに、ライバルの男子いたじゃん 飯山さんとどういう関係かわかんないけど、一緒に活動とかしてる男子が現れて、何か敵対視みたいして。そのタイミングで先生と会っちゃったからいけなかったのかな。
ゆかなんか仲間も離れていったりして、みんなが薄っすら嘘だって気づいてるみたいな感じにもなったのにね。でも、それが真実だって思ってのめり込むと、周りが見えなくなるみたいなのも分からなくもないけど。
みきあと、飯山さんが「世界を良い方向にしたい」と言って、主人公もその陰謀論をどんどん信じてく中で自分も「世界を良い方向にしたい」ってなってはいったから、それが真実か真実じゃないかは別として、目指す方向は同じだと思っている?渡辺なりの正義を遂行していった結果っていう感じだったのかな。
ゆか確かにそうかもしれない。最終的に陰謀論の方は真実じゃないから、正しい行いにはならなくて、普通の人からは「ん?なにがしたい?」って思われちゃうのかな。
みきそれで、のめり込み過ぎた結果、周りの人は引いてく描写とかあったもんね。
ゆかなんで陰謀論を信じるんだろうね。自分も何かの機会とかきっかけがあったら信じちゃう気がするんだけど・・・
みきさっきの話じゃないけど、今の現状を変えたいって思ったり不満があるとかはあって、話があった時に自分に都合が良くて合点がいったら、自分は本当のこと知っていてこういう境遇になってるのもそのせいにしたりできるから思い込むのかな。
ゆかうんうん、今の現状に不満とか不安があったりする場合に安心材料を求めるのかなって。ある意味分かりやすいストーリーとか、説明付けられる情報があるとそれを信じることで自分の心を安定させる感じなのかな。
みき確かに、それもある気がする。
ゆか兵庫県知事選の直後にさ都知事選に出てた安野さんがテレビでコメンテーターやってて、選挙終わった直後に何がとは言わずにしてたツイートを思い出したんだけど、それが、これで。
人間は1)「ほとんど全てのありとあらゆるものがぶっちゃけ何もわからない」のを認識した上で、2)「それでもギリギリこっちじゃね?」という意思決定を積み重ねるしかない。何かがクリアに理解できていたり、100%何かに確信を持てている状態の方がおかしくて警戒すべき。完全に理解した。
— 安野貴博 @ 新刊『1%の革命』が2/6発売予定です! (@takahiroanno) November 17, 2024
みきめっちゃ分かる。
ゆかそれでいいんだって思うよね。それしかもう無理だもんね。
編集者:こひもと
みき+ゆか / KOHIMOTOというWebサイトをはじめとしたDigital Creativeの会社を営んでいます🤝IT企業出身のエンジニアとデザイナーで元同期。hiphopと本とお笑いが共通言語。
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