ポッドキャスト本 Edit : 2025.03.19 Update : 2025.06.30

心もあって、脳みそもあるなら。「ようこそ！FACT(東京S区第二支部)へ」を読んだ感想⑥

こちらの記事は、こひもとのコンポストキャスト#7-2の内容の一部を抜粋し編集を施したものです。よろしければ、以下より全編を聞くことができます。

みき飯山さんが”陰謀論の見極め方”の講義を大学で受けてたシーンがあったと思う。
そこで、「結局コツコツ情報収集したり、実際に足を運んでみるとか、草の根活動的な調べが必要。」と講師が言ってた。
だから集めた情報の中で、自分の美学的にはこういう考え方が好きだなとか、最後はもう受け手の趣味っていうか、選ぶしかないのかなって。

ゆか確かに、そうだね。
やっぱ人の発言ってバイアスがかかるから、本当の情報だけ流すAIとかが出てきたりするのかな。

みきそうだね。
今まではマスメディアがみんなに情報を選んで渡していて、SNSとかミドルメディアがコアな情報なだったと思うけど、そこすら利権や発信者の意図が携わったりするから、そうなってくるとAIとかしできない事はでてくるのかもね。

ゆか運営するのが誰なのかって問題もまたでてくるのかな。
第三者委員みたいな感じで監視する組織とかもあったりとかして、世界共通でこれは真実だぞって情報を知れるプラットフォームみたいな。今だったら、アメリカのChatGPTと中国のDeepSeekとかが有名だけどすべてのLLMの情報みたいな。

みきでも、それがまた新しい「本当のこと」ってなった時に、そういう体制とかシステムを批判しないのも、どうなんだろうってちょっと思うかな。
陰謀論って何か疑問を持って掘った結果、陰謀論だったっていうことはあると思うから。

ゆか確かに。もう、なくならないのかも。人類の歴史の中で。(笑)

宗教とかも極論さ…イスラムの肌見せちゃいけないとかも、普通になんで？って思うし。

みき本当にそれを信じてない人からすると、そういうこともいっぱいあるもんね。

ゆかだから、さっきの話に戻るけど、何を信じるかっていうのは個人の自由ではあるのか。究極。

みきだからやっぱ難しいね。平和とかは。
こんなにも、みんな違うから。

ゆかうん、そうだね。本当に「悪」ってあんまりない気がしてて、その人なりの正義を貫いた結果、何か今の形になってるのかも。

友達がイーロンマスクの下で働いていたんだけど、その子が色々知ったうえで、サイコパスみたいな一面もあれば、お金じゃなくて人類のためにすごい身を削って働いてる部分もあったりして、良い人なのか悪い人なのか分からないって言ってて。
だからみんな自分の正義があるんだろうね。

みきそうだね。だから自分の正義とか美学みたいなので考えが違うなってなったら、しょうがないのかな。

根本的な考え方が違いすぎたりして、話し合いとかも難しい時は、もうどうすればいいんだ。(笑)

ゆかジャンケンとかで決めたりすればいいのかな？(笑)

みきあ、もう本当の運(笑)人の命に関わることとかはそれでいいのか？
とことん話し合う。

ゆかでも、本当に根本的な考えが違うもの同士で話し合って解決することできるのかな。例えば「鶏と豚どっちが美味しいか」みたいな個人の趣味みたいなものとか。

みきどっちかが譲るしかないよね・・・
それか「どっちも良いよね。だから半分にしよう」とか「どっちも残そう」とか、わかんないけど。

ゆかなるほどね。それがいいわ。

話し合いでそれになれば一番いいよね。

みきそこにいけるのならば。

ゆかなんか今は、何も譲らないやつが強すぎる世界。(笑)

でも人と人とが一緒に生きていく上で、正しさは絶対そっちだと思う。

みきそうだね。心もあって脳みそもあるなら。

ゆかこの漫画で言うと、飯山さんは、渡部が陰謀論を説いたときに、飯山さんそれを論破したじゃん。月のやつとか。

それも「そういう考えもあるんだね。」って言えばよかったのかな。そしたらあの暴動みたいなのは起きずに済んだのかな。

みき飯山さんが大学の陰謀論の見極めの講座の中で先生に「陰謀論者と向き合うにはどうしたらいい？」って質問してた。
その時に先生は「関わると引き込まれるから関わらない方がいい」って最初に言ったんだけど「どうしても関わっていく必要があるなら、まず否定をせずに話を聞くのはどうでしょうか？」って言ってた気がするんだけど、それでいくと論破じゃなくて一応聞いてそこに対して意見するとかはできたのかな。

でも、陰謀論は明らかに事実じゃないことに対してだから・・・

ゆかそうだね。事実じゃないことは、村上春樹の1Q84の話じゃないけど、他者の人格の一部を奪うことになるから。

それで肯定して、やっぱ優しいから好き、みたいな感じとかになっても、また変な方向に行きそう。

みきそうだね。(笑)