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星から出た光は“秒速30万kmの手紙”。地球に届くまでの時間を「光年」で数える。たとえば4.3光年先の星の光なら、4.3年前に出発した手紙。
ビッグバン=宇宙の誕生日が138億年前。だから最古の手紙も138億年より古くなれない。つまり「宇宙の年齢ぶん」より前の日付のポストカードは存在しない。
ビッグバン直後は宇宙全体が濃い霧で、光は1歩も進めなかった。38万年たって霧が晴れ、やっと光が飛べるように。
その霧が晴れた瞬間の光が、テレビの「砂嵐」みたいに今も全天から降ってくる宇宙マイクロ波背景放射*だよ。
→そこが「観測の壁」。それより奥は光では見えない。
宇宙は、ふくらむ風船みたいに今も大きくなっている。光の手紙が地球に届くあいだに、風船がどんどん大きくなったから、「当時の距離」と「いまの距離」は別物。138億年前に出発した手紙を出した星は、いまでは約465億光年先に座っている計算になる。
時間が進めば近い星の新しい光は届くけれど、膨張加速で遠くの星は次第に見えなくなる。
赤信号の音が遠ざかると聞こえにくくなるのと似ている。つまり「届く手紙は増えるけど、読める相手は減っていく」という不思議な未来図だ。
星々の光の手紙は宇宙の年齢ぶんしか旅できず、霧が晴れた瞬間より前は通行止め。さらに宇宙が膨らむせいで、見える過去は138億年でも、その星はずっと遠いんだよ。
ステップ | 内容 | 例 |
---|---|---|
1. | ビッグバン直後は超高温プラズマで、光は電子・陽子にぶつかり霧の中で迷子。 | ぐつぐつ煮えたスープの中でライトを当てても先が見えない。 |
2. | 38万年後、温度が下がり電子と陽子が結合。霧が晴れ、光が自由に飛び出した瞬間が誕生。 | 濃霧の山道を抜けて一気に視界が開ける瞬間。 |
3. | その光は宇宙の膨張で波長が1000倍に伸び、電子レンジと同じ“マイクロ波”に。 | 風船に描いた赤い点が、膨らむうちに見えなくなるイメージ。 |
宇宙マイクロ波背景放射は「宇宙が初めて自由に光を放った瞬間」の化石光。これを解読すると、私たちの宇宙がいつ・どうやって生まれ、何でできているかがわかる――まさに“宇宙のタイムカプセル”なんだよ。
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編集者:コウ
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