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手記 Edit : 2022.06.20 Update : 2024.11.07

アマチュアからプロフェッショナルになるとき、その基準とは?

Kevin’s English Roomのpodcastは、英語の勉強にもなるし内容も面白いのでよく聴いているのですが、こちらの回が自分でも考えさせられることがあり面白かったのでシェアします。
テーマは「プロ」って呼んでいい基準は?です。


※以下youtubeコメント内リザリオさん(2022/06時点)が和訳してくださったものの一部を引用

ケビン「やまちゃんが最初に頭に浮かべたもの(プロとアマの違い)は何?」
やま「そうだなぁ。プロかぁ。まず最初に、最初にじゃないな、1つは、お金を貰っているかどうか」
ケビン「そうだね」
やま「これが1つ。1つの事実ね」
ケビン「そうだね」
やま「2つ目は、俺にとってはこっちの方が大きいんだけど、その質又は向き合い方が十分かどうか。この2つかな」
ケビン「うん。それが自分の生活の中で主な活動である場合はどう思う?」
やま「なるほど、それも1つのポイントだね。でも、もし何百万ドルも稼いでいるとしても、向き合い方がプロフェッショナルじゃなくて、スキルもすごく低かったら、俺はプロとは考えないかな。俺にとって大事なのはスキルとか向き合い方。心持ちみたいな」
ケビン「そうか」
やま「ケビンはどう思う?」
ケビン「これって、曖昧だよね」
やま「じゃあ、俺たちはプロのPodcasterなのかみたいなね」
ケビン「それはすごくいい視点だね。だって、開始した時点では、自分達のことをプロのPodcasterとは呼ぶことなんてなかったよね?でも今の俺たちの位置はどうだろう?」

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やま「俺たちは何も変わってないよ。これを始めた日から」
ケビン「そうだね、でも、お金のことを考えたらさ。俺たちはSpotifyとアマゾンと契約を結んでるじゃん」
やま「そうだね」
ケビン「でも、それだけだと思う。だよね?」
やま「だよね」
ケビン「俺たちは同じマインドセットでポッドキャストを続けている。同じコンセプトで。だから、(プロかどうかと聞かれると)すごく難しい」
やま「うん、難しい。でも、Podcastについては、ケビンは、毎日じゃないけど、収録日の度にアップロードしたり、編集したり、タイトルをつけたりしてる。それは一種のプロの仕事だよね。コンテンツが常に公開される状態を保つための作業をしてる」
ケビン「そうだね」
やま「つまり、ケビンはきっちりとした対応をしている」
ケビン「めんどくさいけど、でもPodcastを途切れず配信したいからね」
やま「そうだよね」
ケビン「そうだよね」
やま「それが、プロの向き合い方だって俺は思う。このPodcastでやってることって、俺とケビンが、なんのプロらしいところもなく、おしゃべりしてるだけじゃん」
やま&ケビン(笑)
ケビン「でも、ほんとだよね」
やま「なんかフレンドリーな会話で、ビジネスじゃない。でも、収録の後にケビンがやっていることは、アップロードしたり、こういう設備を買ったりとか、こういうのはケビンが…」
ケビン「プロとしての対応しているから。それはそうだね。確かにね。でも、俺たちはプロのPodcasterかな?」
やま「わからない」
ケビン&やま(笑)

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“自分は未熟者”?

聴いていて感じたのは、私自身はプロフェッショナルなのか?ということでした。
KOHIMOTOとして活動しだしたのは4年前。
会社として報酬をいただきながら日々Webサイトや制作物をコツコツとつくる毎日です。

自分でも確実にスキルはあがったとは思うのですが、その反面、Webの業界は日々新しいツールや技術がアップデートされています。なので、私もその技術を常に学んでいっているわけで、そういう意味では常に未熟者にも思えます。笑

でも、クライアントへ常に最新のものを提供していきたいという想いがあるからで、それは必然的な事ともいえます。この業界にいて「自分はWeb界隈のことを何でも知っている。」という人のことは何となく信用できない気がしてます。

例えば、数年前まではWebサイトの画像形式はjpgを使うことが通例でしたが、近年はGoogleはより処理速度の高いwebpを推奨しています。なので新しく作るサイトはなるべくそれを使用したり(運用上できなかったり、他の方が容量が軽いこともあるでケースバイケースなのですが…)。Jsのライブラリを使ってみたり、Lottieの書き出しでサイトへモーションを表示さてみたり、日々新しい挑戦を行っています。

うまくいかないときは苦しいのですが習得出来ると達成感が半端ないし、自分の幅が広がるので良い事が多いです。地味な作業が多いので、それを楽しめる自分は根っからのエンジニア気質だなぁ、と感じます。笑

クライアントは数ある制作会社の中から私たちを信頼して選んでくれたのだから、最大限自分のできる事をして品質の高いものを提供したい。そういう意味では自分が「未熟者」だと思う姿勢はプロフェッショナルにも必要なものなのかなと思います。

私はアマチュアからプロになったのか?
自分ではプロであるよう努めるが、他者からの評価も加わり、判断は自分では難しいですね。
そんなことを考えた興味深いお話でした。

Miki Kohinata

大学時代、将来独立することを決めエンジニアの道へ。就職したIT企業で藤本と運命的に出会いKOHIMOTO設立。目指すのは人の心に寄り添えるエンジニア。人生のテーマソングはWeekend by 5lack。