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映画 Edit : 2025.04.04 Update : 2025.04.11
ゲームばっかりしちゃダメ!←ふるい?「イベリン:彼が生きた証」を観た感想②

ゲームばっかりしちゃダメ!←ふるい?「イベリン:彼が生きた証」を観た感想②

こちらの記事は、こひもとのコンポストキャスト#8-1の内容の一部を抜粋し編集を施したものです。よろしければ、以下より全編を聞くことができます。


みきイベリンが身体が不自由なことは苦しいことだけど、それによって痛みがわかるから、ゲームの世界で優しい面もあったり、みんなに影響を活躍できてる面もあったと思うと、リアルとバーチャルは繋がってるって思った。
ゆか確かに自分にハンデがあるから、人の痛みがわかるって所とか。「その人」だもんね。
みきあと、リアルの友達と障害がハンデになったりしたら、オンラインっていうコミュニティを選んべるのはいいよね。
ゆかうん。楽しいところに自分が属せばいいよね。
みきゲームの中で不登校の息子と母親が話ができなかったけど、イベリンが働きかけることによって、ゲームの中でその親子が同じ家でパソコンをしながら対話してたシーンが印象に残った。
ゆかめちゃくちゃ良い話だなって思った。
みきすごい良い話だよね。
勝手にゲームって「社会とは離れた逃避の場所」みたいなイメージをもってたんだけど、このドキュメンタリー見てたら、ただの逃避の場所じゃなくて、そのゲームの中で自分が乗り越えた経験が実際の社会生活にも作用していたように思えたな。
ゆか例えば引きこもりだったけど、学校に行くことにつながったりとか、イベリンが好きになった女の子は鬱だったけど克服したりとか。
みき逆にイベリンは、自分の体がどんどん動かなくなっていく事で、活躍できてたバーチャルの中すら逃げたいってなってた。
ゆかゲームの中の世界でイベリンは完璧な自分でいようとしていて、オフラインの集まりがあったりした時とか絶対行かないし、恋人とのビデオ通話とかもやらないようにしてよね。
みきでも、最後の方は難病で体が動かないことをゲームの中のみんなにカミングアウトしていた。。
ゆかだから、切り離された空間ではなくて、疑似体験?
みきもはや疑似でもなかったよね。
ゆか自分たちもこういう映画とかドキュメンタリーとか、恋愛リアリティーショーとかで疑似体験をしてるじゃん。
みきそれに「勇気をもらって自分もこれができました」とかあるしね。
ゆかだから、全くの自分が外側にいる疑似体験と現実の間みたいな。
みき確かに。
ゆかしかも、ゲームの中の行動を見てると本能的でもあったよね。
例えば、互い心が恋人だよねって認識しながらも他の女性に声をかけまくったりとかしてて(笑)
みきそうだよね。しかもその時に抱いた感情を元に起こしてる行動だったから。
ゆかしかも最後イベリンのお父さんがお葬式で「彼はゲームの中で女性によくモテてました。僕は男として誇りに思います」って冗談で言ってたよね(笑)
みき確かに、モテてたもんね(笑)
ゆかリアルだとそういうことって責められたりするのかもしれないけど、バーチャルの常識みたいなのもあるのかな?
身体的な繋がりがなかったりする分、関係性に違いが。
みきでも、彼女だと思ってた女性は、インタビューで裏切られた気持ちでしたって言っていたよね。
心で繋がってるって思ってるから、そうじゃなかった時に、画面のこっち側で一人ですごい悲しくなったりもしそうって思った。
ゆか独りよがりだったのかな、みたいな。
それも現実と一緒で結局は、人とか2人の関係性によるのか。
みきオフラインでは会ってなかったけど、彼女も会いたそうにはしてたから、会ったらまたそこら辺も変わったりするのかもしれない。
ゆかそうだね。今は、ちょっとリアルが大変すぎるから、おばあちゃんとかになったらやってみたい。
みき現実が辛いとして、本当の意味で心が安らげる場所になることもあるのかなって思った。そっちの自分もいることで、本当の自分っていうか。
ゆかうんうん。分人主義的な。
みきそうなれるのかもって思った。










こひもと

みき+ゆか / KOHIMOTOというWebサイトをはじめとしたDigital Creativeの会社を営んでいます🤝IT企業出身のエンジニアとデザイナーで元同期。hiphopと本とお笑いが共通言語。