画像検索の精度は年々向上しており。画像や写真またウェブサイトのキャプチャから利用されているフォントを見つけることができます。
アップロードされた画像から文字やフォントの特徴を抽出し、文字の形状やカーブ、太さなどの特徴を明確にすることで、使用されているまたは類似のフォントを照合できる仕組みです。

特定のフォントを見つけたいときや、フォントが他でどのように使用されているか調査したいときなどで利用することが可能です。

ブラウザで画像からフォントを検索する

ブラウザで画像からフォントを検索するには、以下の３つのツールのどれかを利用する方法があります。

What Font is

What Font isはユーザーは画像をアップロードまたはURLからフォントの検索が行えるツールです。
無料のフォントだけでなく有料のフォントも含まる数万種類のフォントをデータベースに持っていてその中から、フォントを識別することができます。
以下のページにアクセスし、赤色のボタン「FIND THE FONT」をクリックすると、フォントの検索が始まります。 https://www.whatfontis.com/

What The Font

What The Fontは、MyFonts.com によって提供される画像からフォントを特定できるツールです。
MyFonts.com のデータベースには数多くのフォントが含まれており、それに基づいてWhat The Fontでは解析を行い、50文字までの検索が可能です。
画像中央の検索バーから画像またはURLをしていすると、画像から推測されるフォントが表示されます。 https://www.myfonts.com/pages/whatthefont

Adobe Fonts

Adobe Fonts（以前はTypekit）はAdobeによって提供されるフォントサービスで、ブラウザからフォントを調べる場合はAdobeアカウントが必要になります。
Adobeアカウントの作成は無料です。

中央検索の下にある画像で検索をクリックして、該当の画像アップロードします。 https://fonts.adobe.com/

サイトで利用されているフォントを検索する

こちらは画像ではなく、Webサイト内で使用しているフォントを調べたい時に使う方法です。

My Fontsからフォントを調べる

My Fontsというgoogleクロームの拡張機能を利用すると、ウェブサイトでカーソルをあてた箇所のフォントを知ることができます。 https://chrome.google.com/webstore/detail/whatfont/jabopobgcpjmedljpbcaablpmlmfcogm?hl=ja

スマホのカメラからフォントを検索する

街中で見つけた広告や看板・パッケージなどから写真を撮ってスマホで利用されているフォントを調べることができます。

Adobe Capture（アドビキャプチャー）

こちらもadobeの製品なので、Adobeアカウントでのログインが必要になります。 Adobe Captureをダウンロードしログインしたのち、文字の写真を撮る事で該当フォントが表示されます。 https://www.adobe.com/jp/products/capture.html

アプリケーションで画像からフォントを検索する

Photoshopで画像がアウトライン化されている場合、写真などからフォントを調べたい時には、わざわざブラウザや他のアプリを起動する必要はありません。 Photoshopのアプリケーション内に「マッチフォント」という機能があるので、そちらを使って検索することが可能です。以下で手順を説明しています。

Photoshopの「マッチフォント機能」を使ってフォントを調べる

デザインシーンに便利なフォント検索

この記事ではブラウザ・アプリ・スマホなどを使って、画像からフォントを探すのに便利なツールを紹介してきました。 弊社では、実際にデザイン業務で以下のようなシチュエーションでフォント検索が利用されることが多いです。


このようなシーンで、画像検索を活用し、効率的にフォントを探してみてはいかがでしょうか。
こちらの記事がお役に立てば嬉しく思います💛