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DIRECTIONWEB Edit : 2023.09.19 Update : 2023.09.29

Webディレクターがはじめに覚えておきたい用語!30選を解説

Webディレクターになりたては、ミーティングなどで専門用語や知らない単語が出てきて戸惑うこともありますよね。
Webディレクターの目線からWebサイト企画・制作進行で覚えておきたい単語を30選ピックアップしてみました。こちらで解説を行っていきたいと思います。

Webサイトの種類

コーポレイトサイト

自社の紹介を目的としたwebサイトのことをコーポレイトサイトと呼びます。会社の顔、名刺代わりになるサイトであり、企業イメージにも直結する重要なツールとなります。

ECサイト

インターネット上で商品やサービスを販売するwebサイトのことを指します。国内では、楽天やAmazonが代表的なECサイトとなります。

LP(ランディングページ)

検索結果や広告などを経由してユーザーが最初にアクセスしたページのことを指します。
基本は縦長の1ページで構成され、LPをそのままエルピーと呼ばれることが多いです。

オウンドメディア

企業や組織が自ら所有し、ユーザーに向けて情報を発信する媒体(メディア)を指します。弊社が運営するこのWeb Trends Lab. もオウンドメディアのひとつです。

企画・制作進行

あいみつ

相見積もりの略称。複数の業者から同じ条件で見積もりを出してもらい、料金を比べることを指します。
制作会社などは、あいみつやコンペ(下記参照)で案件を受注します。

コンペ

コンペティション(competition)の略称。複数の制作会社(または広告代理店)が、クライアントに対して企画提案し競い合うことをコンペと呼びます。

キックオフ

プロジェクトを開始することを意味します。
制作開始時に行う最初のミーティングをキックオフミーティングと呼び、クライアントと制作会社、広告代理店などが合同で集まり、顔合わせを行います。

ヒアリングシート

クライアントの課題など、制作時に必須となる情報を聞き出すためのシートのことを指します。 クライアントとの初めの打ち合わせで使用することが多いです。

要件定義書

クライアントの要望や条件をまとめ、どのようなサイトを制作するのかを具体化した資料のことを指します。 また制作するサイトの要件定義として、サイトの仕様や構築環境などもまとめます。

サイトマップ

サイト全体のページ構造を一覧で記載したもの。

ディレクトリマップ

Webサイト内のすべてのページのURL及びそのタイトル、内容などが網羅された一覧表のことを指します。

ワイヤーフレーム

Webサイトの設計図。サイトのレイアウトを簡単な線と枠で表現した図のことを指します。

デザインカンプ

デザインの完成見本のことであり、主にデザイナーが作成します。 ワイヤーフレーム=サイトのレイアウト、デザインカンプ=サイトのデザインを指します。

レギュレーション

Webサイトの制作において必ず守らなければいけない決まり事をレギュレーションと呼びます。
Webデザインにおいては、フォントの種類やフォントサイズなどをレギュレーションによって取り決めます。

WBS

Work Breakdown Structure(作業分解構成図)の略称。 サイト制作の一連の流れで発生する作業を細分化し、構図化したものをWBSと呼んでいます。

フェーズ

プロジェクトにおける段階や区切りのこと。

リソース

デザイナーやエンジニアなど制作時に必要となる人的資源のことを指します。 ディレクター業務内では、それぞれのリソース確認を行いスケジュールを作成します。
※人的資源=作業者が作業できる時間

ペンディング

「保留」や「先送り」の意味で使用されます。
案件やタスクのペンディング=案件を先送りする、タスクを一旦保留するという意味になります。

バッファ

スケジュールや予算に持たせる余裕のことを指します。Web業界以外でも使用される言葉です。
バッファのないスケジュールは、トラブルが生じた際に納期に間に合わなくなるので注意しましょう。

FIX(フィックス)

サイトの仕様やデザインに変更がなく、確定した状態のことを指します。

ローンチ

「公開」や「立ち上げ」といった意味で使用されます。
例:サイトがローンチした=サイトが公開した

開発・構築

スクラッチ

ゼロからつくることを指します。また、ゼロから開発することをスクラッチ開発と呼びます。

ドメイン

Webサイトがどこにあるかを判別する情報(名前)をドメインと呼びます。
https://kohimoto.com/labo/のkohimoto.com/labo/ の部分が、本メディアのドメインとなります。

サーバー

ネットワーク上のデータの保管庫のこと。
Webサーバーは、サイトのデータを保管し、アクセスがあった際にサイトを構成するデータをユーザーに表示するという役割を持ちます。

FTP

File Transfer Protocolの略称。ファイルを転送するときに使うプロトコル(約束事)のことをFTPと呼びます。
このFTPという通信方法を使用することで、サーバーとパソコン間でファイルのやりとりできるようになります。

オンプレミス

自社のなかでサーバー、ネットワーク機器、ソフトウェアなどを所有し、自社内で運用すること。

デバック

プログラム内の誤り(バグ)を見つけ、意図した通りの動作に修正する作業のこと。

SSL

Webサイトの情報を暗号化して送受信する仕組みの一つです。
個人情報を取り扱うサイトなどで、情報が盗み取られるのを防止するためにSSLは利用されています。

CMS

Content Management Systemの略称で、 Webサイトの管理システムのことを指します。
WordPressは、代表的なCMSの一つです。

API

Application Programming Interfaceの略称で、ソフトウェアの機能を共有できる仕組みのことをいいます。
APIを連携すると、自社の開発したアプリケーションに他社の開発したアプリケーションの機能を埋め込むことが可能となります。

VPN

Virtual Private Networkの略称で、インターネットに接続するユーザーとの間に構築した仮想的な通信トンネル(プライベートネットワーク)のことを指します。
通信経路を認証や暗号化を用いて保護することにより、第三者が侵入する事のできない、安全なネットワークを構築できます。

まとめ

いかがでしたか。
今回は、企画・制作進行に関連する用語を中心にご紹介いたしました。
ディレクターなどは、日常的に耳にすることも多いかと思います。
Webデザインに関連する用語についても下記でまとめております。こちらも是非ご覧ください。


tacot

大学卒業後、デジタルマーケティング会社に入社しメディア広告営業やウェブサイトのディレクションを担当。前職の経験を活かしウェブディレクターをしながらWeb制作業界にまつわるコンテンツを執筆中。