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TRENDSWEB Edit : 2022.12.07 Update : 2023.01.04

ユーザー体験を向上させる、UXライティングってどんなもの?方法とその活用例

ユーザーに理解しやすい、使いやすいなどを考えてデザインするUI/UXデザインについてはご存知の方も多いと思います。
今回は、ライティングにおけるユーザー体験の向上を考えるUXライティングについてご紹介していきたいと思います。

UXライティングとは?

UXライティングとは、サービスでユーザーとの接点で必要となる文章を考え、ユーザーに理解しやすく読み心地の良いように言葉のユーザー体験を設計することです。
読み手に伝わるランティングに関しての具体的な技法については、こちらの記事も参考にしてみてください。

コピーライティングとの違い

コピーライティングは、新しいユーザーに向けて、製品やサービスの価値を伝えることを目的として考えられた文章であり、製品やサービスを利用する前に求められるライティング技術です。
一方、UXライティングはユーザーが製品やサービスを利用する際にストレスなく特定の目的を達成できるようにサポートするために文章を考えることを指します。

UXライティングの必要性

企業が提供する製品やサービスをユーザーがどのように受け止めるでしょうか。 ユーザーとのあらゆる接点に言葉が存在し、その言葉から受ける印象で製品やサービスに対する印象(評価)が決まる側面があります。

またブランディングの面からも、企業のイメージに合った言葉を選ぶことで、ユーザーからの印象も変わります。

ユーザーに寄り添うことのできるUXライティングを起用し、ユーザーにとって欲しい行動を促すような、読み手の行動を変える文章を考えたり、スムーズに読める文章を考えたりすることで、ユーザーの理解度や満足度に影響を与え、UXの向上が図れます。

■UXライティングが必要とされる場面
  • 画面や音声で伝えるUIテキスト
  • カスタマーサポートでのテキストー
  • Web/アプリを正しく、より簡単に使うためのUIテキスト
  • ボタン、コントロール、チャットボットのポップアップ、入力フォームなど
  • エラーメッセージ、インストラクション、ヘッダーなど

UXライティングの活用法とメリット

製品やサービスを提供する際にはそれぞれ目的があります。 例えば、Webサイトで何かを購入してもらうためには、サイトを訪れてから購入するまでにいくつもの工程があります。
その一つ一つを言葉でサポートすることがUXライティングの役割です。
UXライティングを活用することで、ページの離脱や問い合わせの数なども減りユーザーにとってサービスが居心地の良いものになります。

言葉の使い方でユーザーが感じる印象は変化します。 丁寧な言葉遣いには信頼感がわきますし、ユーザーが慣れ親しんだ言葉の方が伝わりやすい場合もあります。最適な言葉使い選びがUXライティングでは重要となります。

UXライティンングの事例紹介

お問い合せフォーム

お問い合わせフォームなどの入力フォームでは、画像のように何を入力するのかをあらかじめ提示しておくことで、迷うことなくお問合せができます。
その際に掲示されている文章に工夫を凝らし、少しユーモアを加えたなら、面倒な入力フォームも楽しくこなせるかもしれません。


ECサイトのカート

ECサイトで何かを購入する際に、配送予定日が購入ボタンの近くに掲示されていると購入する気持ちを後押ししてくれます。そういった意思決定プロセスのサポートもUXライティングの一例です。
また、Webサイトのボタンの文言を工夫することも、クリック率を上げるポイントです。

企業アイデンティティ形成

企業価値を高めるためにも、UXライティングの技術が役立ちます。
ユーザーに語りかける言葉の印象をコントロールすることで、企業の人格・人間性を表現することが可能です。製品やサービスのブランディングの際には、UXライティングの技術を活かし言葉をデザインすることで、ユーザーにとって企業が価値ある存在と認められる重要な手段となり得ます。
例えばチャットツールのSlackアプリのアップデート情報で、思わず「クスッ」としてしまうようなユーモアを交えたライティングで愛着感がわきます。

まとめ

皆さんが、普段何気なく使っているサービスの中にもUXライティングがこっそり隠れているかもしれません。 筆者も今回記事を作成にあたって、UXライティングについてより意識して生活していたところ、豆乳のパッケージで、下記の画像のような言葉も発見しました。
UXライティングはデジタルの世界だけではなく、今後も幅広い分野で私たちの生活の質をも高めてくれる重要な役割を担っていく事になりそうです。

Web Trends Lab.編集部

KOHIMOTO Inc.所属。トレンドやノウハウ中心にWebサイトを作るための知見を現場から発信していきます👀また、制作したWebサイトでの活用法や、最前線での施策を伺う企業へのインタビューも実施予定。