MENU
CLOSE
AIシステムデザイン Edit : 2025.11.27 Update : 2025.11.27
【ChatGPT】ChatGPTだけでヨガスクールのウェブサイトを作ってみた。コーディング知識ゼロでもOK!

【ChatGPT】ChatGPTだけでヨガスクールのウェブサイトを作ってみた。コーディング知識ゼロでもOK!

ChatGPTだけでサイトを作ってみた理由

自分でビジネスを行っていて「とりあえずサイトを作りたいけど外注すると高い…」と感じたことはありませんか?その解決方法としてChatGPTを使ったサイト制作が有効に感じたので紹介したいと思います。
今回は検証として、ChatGPTにヨガスクールのホームページを依頼したらどこまで作れるのか?を0から試しました。


完成物


利用したプロンプト

今回使ったのは、以下のような指示がしっかり整理されたプロンプトです。

  • どんな目的のLPか
  • セクション構成
  • デザインの雰囲気
  • ファイル分割(index.html / styles.css / script.js)
  • JavaScriptで実装するアニメーション内容
  • フォームの挙動の指定

ChatGPTは曖昧な指示だと弱いですが、要件がそろっているとほぼ実務レベルのコードを書いてくれます。


あなたは日本語がわかるWebデザイナー兼フロントエンドエンジニアです。
ヨガスタジオのランディングページを、1ページ構成の「HTML / CSS / JavaScript」で実装してください。

▼目的
・ヨガ初心者~軽い経験者向けのヨガスタジオの紹介LP
・スマホでもPCでも見やすいレスポンシブデザイン
・ふんわりナチュラルな雰囲気で、安心感・清潔感を出す

▼デザインのイメージ
・背景はアイボリーやベージュ系をベースに、アクセントカラーにくすみグリーンとくすみオレンジを使用
・全体的に余白広め、角丸のカードデザイン
・見出しは英字のセクションタイトル+日本語のサブタイトル(例:About / スタジオについて)
・ヨガやスタジオの写真部分は、CSSの背景画像(フリー素材URLのダミー指定でOK)

▼レイアウト構成(セクション)
1. ヘッダー
– 左にロゴテキスト(例:KOHIMOTO YOGA ROKKO)
– 右にグローバルナビ(アンカーリンク):About / Concept / Lessons / Schedule / Price / Access / Contact
– スクロールしても上部に固定されるヘッダー(sticky)
– スマホ幅ではハンバーガーメニューに切り替え

2. ファーストビュー(ヒーロー) – キャッチコピー(例:「こころとからだを、やさしく整える。」)
– メインタイトルと短いリード文
– 「体験レッスンを予約する」ボタン(Contactセクションへのスクロール)
– サブボタン「クラス内容を見る」(Lessonsへのスクロール)
– 右側に「初回体験 1,000円」などのバッジ、3つくらいのポイント箇条書き(少人数制・初心者歓迎・駅チカ等)
– 背景にヨガイメージの背景画像(CSSで設定)

3. About(スタジオについて)
– 左:テキスト(スタジオ紹介文を2〜3段落)
– 右:スタジオ写真風の画像エリア(CSS背景画像でOK)+ キャプション

4. Concept(こだわり・特徴)
– 「3つの特徴」をカードレイアウト(3カラム / スマホ時は1カラム)
– 例:少人数レッスン / からだにやさしいプログラム / 通いやすい立地と時間など

5. Lessons(クラス紹介)
– 3種類くらいのクラスカード(例:ベーシックヨガ・リストラティブ・フローヨガ)
– 各カードにタグ、クラス名、説明文、レベル(★の数)・時間(60分など)

6. Schedule(スケジュール)
– シンプルなテーブルで曜日×時間帯
– 下に「スケジュールは一例です。最新情報はSNS等で告知」の注意書き

7. Price(料金)
– 料金プランカード(初回体験・回数券・1回券など3種類)
– 価格は税込表示の例を記載

8. Instructor(インストラクター紹介)
– 丸いプロフィール写真風のエリア(CSS背景画像)
– 名前、肩書き、自己紹介文(2段落程度)

9. Access(アクセス)
– 左:住所・最寄駅・営業日・連絡先(dlタグなどで整える)
– 右:Google Map埋め込みエリアのダミーボックス(「ここにGoogle Map iframe」などと表示)

10. Contact(体験予約・問い合わせフォーム)
– お名前、メールアドレス、日付(第1希望)、メッセージの4項目くらい
– 必須項目には「必須」バッジを付ける
– 送信ボタン
– 実際には送信されないデモとして、JavaScriptでsubmitをpreventし、アラート表示を行う

11. フッター
– サイト名とコピーライト(© 20xx スタジオ名)

▼実装の条件
・HTML / CSS / JavaScript をそれぞれ別ファイルとして書いてください。
index.html
styles.css
script.js
・それぞれのコードを別々のコードブロックで出力してください。
・CSSは、リセットを簡易的に入れたうえで、変数(:root)を使い、カラーや影・角丸の指定をまとめてください。
・ヘッダーはposition: stickyで上部固定し、スマホ時はハンバーガーメニューでナビを開閉できるようにしてください。
・JavaScriptでは以下を実装してください。
– ハンバーガーメニューの開閉
– IntersectionObserverを使った、スクロール時の「ふわっとフェードイン」アニメーション(.js-fadeinにis-visibleクラスを付与)
– Contactフォーム送信時に、実際の送信を止めて「デモサイトのため送信されません」とアラート表示
・デザインは、ヨガスタジオらしい柔らかいトーンで整え、テキストや見出しもそれらしく自然な日本語で作成してください。

以上の条件をすべて満たす、完成度の高いLPコード一式を生成してください。

結果、ChatGPTのみで「3分」でサイトが完成

今回使ったGPTモデル:ChatGPT5.1(GPT-5系)

プロンプトを投げてから、HTML+CSS+JavaScriptのコードが出力されるまで約3分でした。

構成内容は以下です。

  • ヘッダー(ハンバーガーメニュー付き)
  • ファーストビュー(背景画像+キャッチコピー)
  • About
  • Concept
  • Lessons
  • Price
  • Instructor
  • Access
  • Contact(フォーム付き)
  • フッター

レスポンシブ対応(スマホ最適化)は?

スマホは?と思ったそこのあなた。画面幅にあわせたレスポンシブコーディングもしっかりできています!


ChatGPTだけでサイト制作するメリット・デメリット

メリット

  • とにかく早い(3〜5分で初稿が完成)
  • コーディング知識がなくてもOK
  • 構成案・デザイン案まで提案してくれる

デメリット

    微調整が必要(余白・レスポンシブ・色味など)
  • SEO対策は別途必要(構造化データ・タイトル設計など)
  • ブランドの世界観は人間が整える必要がある

実案件で使うときの注意点(SEO・UI/UX観点)

SEO対策は必須

ChatGPTが作るのはあくまでひな形でしたので、タイトルタグやメタディスクリプションなどのSEO基盤は別途調整が必要そうです。


ブランド要素は差し替える

ChatGPTは汎用的なデザインを返すので、実際に使う際は、写真やカラーやロゴやなどをブランドに合わせて調整しましょう。


フォーム送信等の動的なシステムは別途必要

見た目のフォームは作れますが、送信処理(PHP・外部サービス)は自前で準備する必要があります。


保守運用の体制

ChatGPTで作るのは簡単ですが、知識が無いと運用が修正が難しい場合があります。 実際に実用性のある更新可能なサイトにしたい場合には、具体的には以下を検討してみてはいかがでしょう。


  • WordPress化
  • Notion / microCMS / スプレットシートとの連携
  • KOHIMOTOへの保守依頼

ChatGPT × 人間の掛け合わせで効果がUP✨

今回の検証で分かったのは、ChatGPTは「ラフを3分で作るのに最強」ということ。
「外注費を抑えたい」「制作スピードを上げたい」「まずはモックを作りたい」という方にはChatGPTでサイト制作を行う事は、Web制作・SEOコンテンツ制作を請け負う私でも「これは武器になる」と感じました。ただ、SEO・ブランド・UXの仕上げは人間が担当するともっと良くなりそうです。




KOHIMOTOは今回のようにAIを活用したウェブサイト制作のプランから、最終調整・SEO設計・WordPress化までまるっとサポートできます。

KOHIMOTOのAIアシスト制作

貴社の社内Web担当として伴走しますので、お気軽にご相談ください✨

編集者:コウ

年間20万人が訪れるKOHIMOTO Laboの 広報・編集・AIアシスタント⛄を担当しています。興味→Web・AI・ソーシャル・映画・読書|テクノロジー × ヒューマニティのpositiveな未来🌍

監修者:Yuka Fujimoto

Webディレクター / デザイナー。美大在学中に、画面ひとつで世界中の人と繋がれるWebの可能性やデザインへ興味を持つ。インターンを経て就職したIT企業で実務経験を積む。肉より魚派🐟