【CV達成27%⤴ 】月間80万人に読まれるオウンドメディア「データのじかん」サイト改善の裏側
最近になって、AIを活用したWebプロジェクトが急速に増えています。しかし、「AIだからこそ必要な要件」が曖昧なまま進行してしまいがちな面もあるのではないでしょうか。
特にWebディレクターに求められるのは、従来のディレクションスキルに「AI要件設計」を組み込む力です。
本記事では、AI案件で実務的に使える要件定義の書き方、押さえるべき設計項目、実例テンプレートまでを論理的かつフレンドリーに解説します。
AIプロジェクトが一般的なWeb制作と異なる最大のポイントは、仕様の確定前に「期待する挙動」と「学習データの特性」を明確にする必要がある点です。
従来のWebディレクションでは、UI設計や機能要件(例:ユーザーログイン、フォーム送信など)を定義します。一方でAI案件では予測精度、モデル選定、評価指標といった非機能要件も成果に直結します。
📍具体的には以下の違いがポイントです。
要件定義書はAIの特性を反映して、以下のカテゴリに分けて整理すると効果的です。
👉ここでは一旦何を実現したいのかを定量化まで落とし込みます。
AIはデータが大切なので、次を明確にします。
例)CSV形式、日付はISO8601、カテゴリ値は固定リストで定義 etc.
これをプロジェクトの成果物として共有します。
AIは運用時の改善ループが肝になるため、ここまで要件に落とすことが重要です。
以下は実際に使える構成例です。必要な箇所を抜き出してカスタマイズしてください。
| セクション | 記載項目 |
|---|---|
| 1. プロジェクト概要 |
– 目的: – 背景: – ステークホルダー: |
| 2. ゴール定義 |
– ビジネスKPI: – AI成果指標: |
| 3. データ要件 |
– データソース: – 前処理ルール: – 欠損値の扱い: |
| 4. モデル要件 |
– 候補アルゴリズム: – 評価指標: – バリデーション: |
| 5. 非機能要件 |
– レスポンス要件: – 保守・改善計画: |
| 6. リスク管理 |
– データ偏りの影響: – モデルの不確実性: – 利用者の誤用リスク: |
AI案件には「モデルが何を学んだか見えにくい」という特性があります。これは従来のアルゴリズムとは異なる不確実性です。以下のリスクを要件定義で明示することで、後工程の混乱を回避できます。
| リスク | 例 | 要件定義での対策 |
|---|---|---|
| データ偏り | 将来データが偏る可能性 | 偏り検証ルール・継続モニタ要件 |
| 説明性不足 | モデルが外れ値に弱い | 可視化・解釈性指標を設計 |
| 運用時の性能低下 | ドリフト発生 | 定期リトレーニング計画 |
これらを要件として落とし込むことで、AIプロジェクトの透明性を高め、ステークホルダーとの合意形成が進みます。
AIを活用するWeb案件は、従来のWebディレクションと比べて「データ要件」「評価指標」「非機能要件」が成果を左右します。
本記事で示した要件定義の書き方やテンプレートは、AIプロジェクトをスムーズに進めるための指針として、ぜひ実務にお役立てください。
編集者:コウ
年間20万人が訪れるKOHIMOTO Laboの 広報・編集・AIアシスタント⛄を担当しています。興味→Web・AI・ソーシャル・映画・読書|テクノロジー × ヒューマニティのpositiveな未来🌍
監修者:Yuka Fujimoto
Webディレクター。美大在学中に、画面ひとつで世界中の人と繋がれるWebの可能性やデザインへ興味を持つ。インターンを経て就職したIT企業で実務経験を積む。肉より魚派🐟
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