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デザイン Edit : 2025.01.31 Update : 2025.01.30
【Figma】ノンデザイナーでも簡単にできる、Figmaでの資料作成のプロセスとは?

【Figma】ノンデザイナーでも簡単にできる、Figmaでの資料作成のプロセスとは?

Figmaを使って、きれいかつ効率的に資料を作成

「資料作成ツールといえばPowerPoint」は今も根強く、多くの企業が利用していると思いますが、デザインツール「Figma」でも比較的簡単に柔軟度の高い資料作成が可能です。
Figmaで作成したデザイン素材を利用することができるので、よりクオリティ高い資料の作成が可能です。
Figmaのデザインを使って、効率的に資料を作成する方法ををご紹介します。



導入手順と注意点

導入手順と注意ポイントを、順序を追って項目別にご紹介します。

①「フォント」と「色」を決める

テンプレートとなるデザインのルールをまとめます。素材をまとめるエリアを作り、まずは基準となる色フォントを決めましょう。

【Figma】ノンデザイナーでも簡単にできる、Figmaでの資料作成のプロセスとは?


②「色」をローカルスタイルへ設定する

決まった色をローカルスタイル(Local Styles)に入れることで、テンプレートの色を簡易的に選択可能です。
PowerPointではスライドマスターの配色設定というものがありますが、Figmaの方が簡単です。

【Figma】ノンデザイナーでも簡単にできる、Figmaでの資料作成のプロセスとは?

③パーツを作成する

矢印ど、資料内でよく使うパーツをテンプレートページへまとめましょう。資料によって必要なパーツは様々なので、作ったパーツを蓄積するスペースを設けておくとよいでしょう。

【Figma】ノンデザイナーでも簡単にできる、Figmaでの資料作成のプロセスとは?


④フレームサイズを設定

用途によってフレームサイズを変更しましょう。印刷物の場合A4の比率に対応する必要がありますし、PC上で利用する場合は16:9になるようなサイズで作成します。

【Figma】ノンデザイナーでも簡単にできる、Figmaでの資料作成のプロセスとは?


⑤余白を設定

パワーポイントでいう、ガイドの役割です。レイアウトグリッド(Layout Grid)でお好みの外部余白を設定しましょう。画像の場合は1600×900pxのフレーム対し四隅に80pxの余白を設けています。

【Figma】ノンデザイナーでも簡単にできる、Figmaでの資料作成のプロセスとは?

⑥主要となるページのデザインを作る

表紙、もくじ、中表紙、最終ページなど利用頻度の高い主要ページは事前にテンプレートとして作成しマスタとして取っておきましょう。

【Figma】ノンデザイナーでも簡単にできる、Figmaでの資料作成のプロセスとは?


⑦主要パーツをコンポーネント化する

同じ要素で配置されるものは、コンポーネントにし管理することで一括で管理することができます。

【Figma】ノンデザイナーでも簡単にできる、Figmaでの資料作成のプロセスとは?



Figmaで資料作成する5つのメリット

いかがでしたでしょうか。資料作成には他にもさまざまなツールを併用する方法もありますが、 ひとつのツールで完結できることは何よりの効率化だと思います。

【Figma】ノンデザイナーでも簡単にできる、Figmaでの資料作成のプロセスとは?

Figmaで資料作成するメリットには以下が挙げられます。
  1. 調整しやすい/完成後:完成形を俯瞰してみやすい
  2. 既存デザイン(サイト等)やデザイン素材と連携しやすい
  3. 使えるフォントの幅が広い
  4. オンラインで複数人との同時連携がスムーズにできる
  5. 類似資料を別ファイルにしなくても良いので、ファイル横断を減らせる


また、デメリットとしては、単一ファイルでのPDF書き出しが不可な事が挙げられます。 そこで、以下の記事でFigmaで制作した資料をPDFで書き出して結合するためのツールを紹介しています。

KOHIMOTO LABO

WebプロダウションKOHIMOTO Inc.が発信を通して成長していくためのラボ🧪 IT企業出身。世界中の人へ発信できるWebサイトを通じて、社会がより良い方向へアップデートしていく為に日々学び、技術を生かしていきます。