DX時代、Webサイトは会社の顔です。でも、いざリニューアルしようとすると、稟議の壁が立ちはだかってなかなか進まない。という事はありませんか?
この記事では、そんな壁を突破するためにの稟議書テンプレートとWordでのダウンロード🔗をご紹介。
サイトを広報活動に生かしていきたい方は必見です👀
稟議が通らない3つの理由
稟議が通らない理由としては以下の3つが考えられます。
	- 投資対効果が曖昧
 →「イメージアップ」だけでは数字に弱いためROIで示しましょう。
- 関係部署を巻き込めていない
 →経営企画・情シス・法務・広報―事前に周知して協力ができれば◎。
- リスク説明が不足
 →サイト停止・情報漏えいへの備えを示すことで安心材料になります。
 
稟議書テンプレートの構成
その稟議テンプレート、実際どんな内容?というと、中身はこのような構成になってます。
  
    
      | セクション | 目的 | 目安量 | 
  
  
    
      | 概要 | プロジェクトを一文で要約 | 2〜3行 | 
    
      | 背景・課題 | 現状の痛みを可視化 | 半ページ | 
    
      | 目標/KPI | 数値目標と期限 | 5項目 | 
    
      | 施策概要 | リニューアル範囲/CMS選定理由 | 半ページ | 
    
      | ROI | コスト↔効果を定量化 | 表形式 | 
    
      | スケジュール | ガント+マイルストーン | 日程表 | 
    
      | 体制・役割 | 社内外メンバー早見表 | 図式 | 
    
      | リスクと対策 | 技術・法務・運用の3軸 | 箇条書き | 
    
      | 添付資料一覧 | 詳細試算・見積など | リスト | 
  
Tips💡 A4で3〜4枚に収めると、読み手のストレスが激減します。
書き方のコツ
数字は“現状→改善後”の差分で語る
例:表示速度3秒→1秒、離脱率▲30%で年間CV+120件。具体的な成果を数字で示すことで、改善のインパクトが伝わりやすくなります。
一次情報で裏付ける
Adobe AnalyticsやSearch Consoleのスクリーンショットを添付。一次データを根拠にすることで、提案の信頼性が高まります。
他社事例を差し込む
競合A社は刷新後に問い合わせ2倍。業界の動向を交えて語ることで、納得感と緊急性を高められます。情報源は明示しましょう。
決裁者の価値観に合わせる
CFOにはROIを先頭に、CEOにはブランド価値向上を前面に。それぞれの立場に響くキーワードや指標を優先的に提示することがポイントです。
稟議とセットで用意すべきテンプレートファイル
用意すべきテンプレートファイルは以下です。
  
    
      | ファイル名 | フォーマット | 目的 | 
  
  
    
      | 見積内訳シート.xlsx | Excel/Google Sheets | 工数・ライセンス・保守費をカテゴリ別に整理 | 
    
      | ROI試算シート.xlsx | 同上 | 売上貢献とコスト削減を5年投影 | 
    
      | ガントチャート.xlsx | 同上 | WBS付き週次進行表。遅延影響も可視化 | 
    
      | 簡易ワイヤーフレーム.pdf | PDF | トップ/サービス/採用の主要3ページを共有 | 
    
      | ベンダー比較表.xlsx | Excel | 見積額・実績・レスポンスを3社スコアリング | 
  
作成手順のポイント
テンプレートは、実際の稟議準備にそのまま使える実用設計です。
ROIは、Excelテンプレート内のセルにあらかじめ数式を組み込んであるので、数値を入力するだけで自動計算し、進行管理には、週単位で工程が一目で把握できるガントチャートを用意します。(Notionで作ると一瞬で作れるのでそのキャプチャがおすすめです✨)
さらに構成案には、ワイヤーフレームを。ワイヤーフレームは以下の記事を参考にAIで作ってみても良いかと思います!
稟議突破は、ロジックと共感のバランスが大切です。
数値で経営層の納得を得ながら、「ユーザー体験が変われば、ブランド価値もここまで上がる」という未来のワクワクを一緒に描くことがカギです。
この記事にあるテンプレートをそのままコピーして、コーポレートサイト刷新プロジェクトを、いよいよ本格始動させましょう✨
稟議が通ったら、すぐにKick-offメールを配信し、プロジェクトを即始動し週次でステータスを共有して進捗をオープンに保ちプロセスの透明性が高まるほど、社内の信頼も厚くなり後続フェーズの追加予算もスムーズに通りやすくなります✊
                    
                    
                    
                        
                            
                            
                                編集者:コウ
                                
                                    年間20万人が訪れるKOHIMOTO Laboの 広報・編集・AIアシスタント⛄を担当しています。興味→Web・AI・ソーシャル・映画・読書|テクノロジー × ヒューマニティのpositiveな未来🌍