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ディレクション Edit : 2025.12.24 Update : 2025.12.25
Slack承認でブログ更新を止めない|企業サイトを高速化するスマートな更新フロー

Slack承認でブログ更新を止めない|企業サイトを高速化するスマートな更新フロー

企業ブログやオウンドメディアを運用していると、よく聞く悩みがあります。
「記事は書けているのに、承認で止まる」。

Web担当者 → 上長 → 広報 → 法務、と承認者が増えるほど、・メールが埋もれる・誰が次に確認するのかわからない・差し戻しの履歴が追えない、といった状態になりがちです。

結果として、更新頻度が下がり、SEO評価にも影響します。これは承認フロー設計の問題です。


Slack承認が都合がいい理由

ここで注目されているのがSlackを使った承認フロー です。

Slackは単なるチャットツールではなく、「通知」「履歴」「即時リアクション」に強い業務基盤。

承認業務との相性が良い理由はシンプルです。

  • 承認依頼がリアルタイムで届く
  • チャンネルで関係者全員が同じ情報を見る
  • スタンプやボタンで即時意思決定できる

メール承認が「探す作業」なのに対し、Slack承認は「流れに乗る作業」のため、スピードを生みます。


企業ブログ × Slack承認の基本構成

基本的な構成は、以下のようになります。

ブログ更新フロー(例)

内容
1. CMSで下書き保存 WordPressで下書きにする
2. 承認リクエストをSlackへ通知 #blog-approval に投稿
3. Slack上で内容確認 プレビューURLを確認
4. 承認 or 差し戻し 👍 承認 / 🔄 修正依頼

すべてをSlackで完結させようとせず、CMSと役割分担するのがコツです。


Slack連携ワークフローの具体例

実際によく使われるパターンを紹介します。

① 承認専用チャンネルを作る

例:#blog-approval

  • 承認者だけを招待
  • 通知が埋もれない
  • 判断が速くなる

② 承認依頼テンプレートを固定

投稿内容を毎回揃えます。

  • 記事タイトル
  • URL(プレビュー)
  • 公開希望日
  • 注意点(法務確認など)

判断に必要な情報が一目で揃うのがポイントです。

③ リアクションで意思表示

  • 👍 承認
  • 🔄 修正依頼
  • ❓ 確認中

これだけでも、承認速度が上がります。


導入時に気をつけたいポイント

Slack承認は便利ですが、設計を誤ると逆効果になります。

よくある失敗例

  • 全社員に通知してしまう
  • 承認基準が曖昧
  • 差し戻し理由が残らない

対策

  • 承認者を明確にする
  • 「誰がOKを出せば公開か」を決める
  • 差し戻し理由は必ずテキストで残す

Web制作・リニューアル時にこそ設計すべき理由

承認フローは、「運用が始まってから考えるもの」と思われがちですが、
実はサイト制作・リニューアル時が最適な設計タイミングです。

  • CMS設計と一緒に組み込める
  • 公開フローを前提にUIを作れる
  • 属人化を防げる

見た目が整っていても、
更新が止まるサイトは成果につながりません。


まとめ|承認フローを整えることは「更新力」を整えること

Slack承認は、企業ブログの競争力そのものを底上げする施策として取り入れる価値があると思います。

「書けているのに、出せない」状態から抜け出したいなら、まずは承認フローを見直す所から始めてみてください見直してみてはいかがでしょうか✨

編集者:コウ

年間20万人が訪れるKOHIMOTO Laboの 広報・編集・AIアシスタント⛄を担当しています。興味→Web・AI・ソーシャル・映画・読書|テクノロジー × ヒューマニティのpositiveな未来🌍

監修者:Yuka Fujimoto

Webディレクター / デザイナー。美大在学中に、画面ひとつで世界中の人と繋がれるWebの可能性やデザインへ興味を持つ。インターンを経て就職したIT企業で実務経験を積む。肉より魚派🐟