MENU
CLOSE
ディレクション Edit : 2026.01.15 Update : 2026.01.15
Search Console(サチコ)で検索意図が変わった瞬間を察知するアラート術

Search Console(サチコ)で検索意図が変わった瞬間を察知するアラート術

検索意図が変わった瞬間を察知

サイトのリニューアルや改善で検索流入が伸びない原因として多いのが、ページは合ってるのに、検索意図が変わっていたパターンです。

そこで今回は、企業のWeb担当者が今日から使える「サチコ(Search Console)で検索意図が変わった瞬間を察知する=アラート術」をまとめます。


検索意図とSearch Consoleについてサラっとおさらい

検索意図は、ユーザーが検索するときに「本当は何を解決したいのか」という目的です。

Google Search Console(サチコ)は、検索流入が見れるツールです。GA4と違うSearch Consoleの強みは、検索結果上の変化を直接見られることです。

つまり、検索意図が変わったときに最初に揺れるのは、サチコの数字です。


検索意図が変わると、サイトは何が起きる?(典型パターン)

検索意図の変化が起きると、ページ自体は同じでもこんな現象が出ます。


順位は大きく変わらないのに、CTRが落ちる

ユーザーが求める答えと、あなたのタイトル/説明がズレ始めたサインです。


流入クエリの種類が変わる

情報収集から比較検討へ、みたいなフェーズ移動が起きます。


同じテーマなのに、別ページが伸びて別ページが落ちる

Googleが「この意図にはこのページ」と評価を入れ替えています。


ここで大事なのは、順位だけ見ないこと。検索意図の変化は、順位より先にクリック率・クエリ構成に出ます。


実践:検索意図の変化を知らせる「アラート術」

結論、サチコ単体に通知機能は弱いのですが、「定点観測+しきい値ルール」でアラート化を実践していきます。(運用はスプレッドシートなどでOK。)

アラート①:主要ページのクリック・表示回数の急落(週次で見る)

対象

リニューアル候補ページ、流入の多いページ、売上に効くページ、問い合わせ導線のあるページ


  • 直近7日 vs 前の7日で比較
  • クリック -30% or 表示回数 -30% など、社内で基準を決める
  • 落ちたら「クエリ」と「CTR」をセットで見る

ポイント

表示回数が落ちる=露出自体が減ってる(意図の変化 or 評価低下)
クリックだけ落ちる=見え方が刺さらなくなってる(意図の変化の可能性大)


アラート②:クエリの急増・急減(意図の入れ替わり)

対象

カテゴリページ、サービスページ、柱記事(ピラー)


  • 特定ページのクエリ上位20を週次で記録
  • 新規クエリが急に上位に入ってきたら要注意(意図のシフト)
  • 逆に、これまで上位だったクエリが消えたらアラート

ポイント

クエリが変わる=ユーザーが“同じページに別の期待”を持ち始めた可能性。
この段階でタイトル・冒頭・見出しを微調整できると、落下を止めやすいです。


アラート③:検索結果の見え方変化(リッチリザルト/タイトル)

対象

FAQを入れてるページ、商品/レビュー系、HowTo系


  • CTRが急変したページで、まず検索結果の実物を確認
  • 競合がFAQを出してきた/あなたのタイトルが勝手に書き換わっている
  • パンくずやサイト名の出方が変わった

ここは「サチコで気づいて、SERPで確かめる」。
意図が変わったのか、見え方で負けたのかが分かれる分岐点です。


変化の兆候を捉える3つの観測点

クエリの顔ぶれが変わる

サチコの「検索パフォーマンス」→「クエリ」を見ると、同じページでも、流入クエリの種類が入れ替わることがあります。

例)

  • 以前:〇〇とは / 〇〇 意味(入門系)
  • いま:〇〇 比較 / 〇〇 おすすめ / 〇〇 料金(検討系)

これは検索意図が「知りたい」→「選びたい」に変わった可能性が高いです。
ページの構成が入門のままだと、CTRもCVも落ちます。


掲載順位が安定してるのにCTRだけ落ちる

順位が同じでCTRだけ下がる場合、原因は大きく2つです。

  • 検索結果で競合の見え方が強くなった(タイトルが刺さる/構造化データ/広告など)
  • ユーザーが欲しい答えが変わって、あなたのタイトルが刺さらなくなった

つまりCTRは、検索意図のズレ検知にめちゃ使える指標です。


ページ別の伸び縮みが入れ替わる

「ページ」タブで、同テーマのページ同士を比較すると、どっちが評価され始めたかが見えます。

ここで「落ちたページをリライトする」より先に、なぜ伸びたページが選ばれたのか(意図に合ったのか)を理由を探りましょう。


変化を察知した後にやること(改善アクションの型)

検索意図が変わったっぽい、と分かったら、次は打ち手です。

内容
1. SERP観察(上位10件の共通点を見る) 見出しが「比較」「料金」「事例」寄りになっていないか/表やFAQが当たり前になっていないか
2. ページの“役割”を再定義 入門で戦うのか、比較で戦うのか、導入事例で戦うのかを明確にする
3. まず直すのは「タイトル・冒頭・見出し」 全部書き換えより、検索意図に刺さる入口を先に修正してCTR回復を狙う
4. 効果測定(戻り具合を確認して追加施策) CTRが戻る→本文の拡張、FAQ追加、内部リンク整理などの次手を実行

よくある落とし穴

運用でやりがちなミスも置いておきます。


平均順位だけで結論を出す

クエリが変わると平均順位は当てになりません。


リニューアル直後の揺れを検索意図の変化と勘違い

直後はクロール/評価の再計算が入るので、最低でも数週間は観測。


全部盛りページにして余計にズレる

意図が割れたら、ページ分割(入門と比較を分ける)も選択肢です。


まとめ

検索意図は動きます。割れたら、ページ分割(入門と比較を分ける)も選択肢です。 サチコで「クエリ・CTR・ページ別の伸び縮み」を定点観測して、変化をアラート化すれば、改善の初動を早くする事で、流入低下を防ぐことができます。

KOHIMOTO Laboでは、「現場で効く運用設計」を、Web制作・SEO・改善の視点で具体的にまとめています。
サイトリニューアルや改善施策を探している担当者さんは、運用に組み込んでみてください。




KOHIMOTOでは、サイト規模・業種・体制に合わせて、サチコのアラート基準(何%で通知するか/どのページを見るか)を整理して、運用テンプレまで制作できます。 条件をいただければ、そのまま社内で回せる形に整えてお渡ししますので、必要なときに声かけてください😊

編集者:コウ

年間20万人が訪れるKOHIMOTO Laboの 広報・編集・AIアシスタント⛄を担当しています。興味→Web・AI・ソーシャル・映画・読書|テクノロジー × ヒューマニティのpositiveな未来🌍