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システムディレクション Edit : 2022.12.23 Update : 2024.11.07

【2024年】入力フォーム作成ツール15選の料金と機能を図で比較

近年企業のアンケートなどでもよく見るようになった「Googleフォーム」。無料で簡単に入力フォームが作成できるのでとても手軽で便利です。
しかし、デザインの自由度が低いや個人情報取り扱いの観点からなど、自社のサイトやLPには使用をためらっている方も多いのではないでしょうか。今回、2022年12月現在で存在するフォーム作成ツールを徹底調査しどんな事ができるのかをまとめてご紹介します。

フォーム作成ツールとは?

そもそもフォームって何?

必要な内容を入力したり、選択肢から選んだりするための操作項目が並んだ画面や領域を入力フォーム(input form)と呼び、省略してフォームと呼ばれています。 Webサイトでは、訪問者から必要な情報を得てWebサーバに送信するために用いられます。
今回ご紹介するフォーム作成ツールは、専門知識がなくても、オンライン上に簡単にフォームが設置でき管理もできるツールで、サービスによって無料・有料などで機能に違いがあります。

フォームが利用される場面

フォームは主にサービスについての各種の手続きなどでよく利用されます。

  • 会員登録・メルマガ登録
  • お問い合わせ
  • 資料請求
  • セミナー・イベント申込
  • キャンペーン応募
  • アンケート
  • 購入や決済
  • 求人採用
 

フォーム作成ツールの主な機能一覧

テンプーレートを選んでそのまま利用することも可能ですし、デザインをカスタマイズすることもできます。
自社の目的やリソースに合った機能を選んで、業務の効率化も図れます。

主な機能 機能概要
フォーム作成 テンプレートを使用してフォーム作成できる。コード編集機能でより自由度の高いフォーム作成ができる
フォーム数 サービスにより制限がある場合あり
ログ保存件数 投稿された情報(ログデータ)を保存することができる
フォームの入力データ保存 投稿者が入力した情報を保存。入力途中でブラウザを閉じても、情報を復元して続きを入力できる
自動返信メール 投稿者への自動的に返信メールを送れる
独自ドメイン機能 フォームURLに所有する独自ドメインを割り当てられる
添付ファイル送信 フォームからファイルを送れる
コンバージョンタグ設定 Google Adwords、Yahoo!リスティング広告などのコンバージョンタグが設定できる
アクセス解析 Google Analyticsのトラッキングを利用できる
タグマネージャー Googleタグマネージャーに対応している
注文フォーム・決済 決済サービスと連携して注文から決済まで対応
その他外部ツールとの連携 Slack・Chatwork等と連携して通知設定ができる
英語・多言語対応 多言語対応でメッセージを独自に変えることができる
CSV出力 ログデータをエクセルなどで読み込み可能なCSVファイルで出力することができる
統計機能 選択型項目の各選択肢の単純集計ができる
公開開始日時・終了日時 期間限定でフォームを使用したい場合に、公開開始日時と公開終了日時の設定ができる
定員設定 申込みなどに定員がある場合、定員数に達した時に自動的にフォームの受付を停止することができる
プライバシーポリシー同意項目 プライバシーポリシーを表示して、同意した場合のみ、送信する設定ができる
EFO(フォーム最適化)機能 フォームの各項目の入力回数や入力時間、エラー発生回数を収集して、問題のある項目を特定できる
SSL対応 SSL化に対応したフォームが作成可能
 

フォームの作成方法

主に下記の3つの方法があります。

■コーディング
独自のカスタマイズ・デザインでのフォーム作成が可能 / 専門知識が必要 / 構築に時間と費用がかかる

■プラグイン・アプリケーション
コーディングよりも専門知識が必要なく、比較的カスタマイズが可能 / 無料のサービスもあり

■フォーム作成ツール
専門知識不要で設置可能 / 無料のサービスあり / カスタマイズが自由にできない / 必要な機能が有料でないと使えない場合あり
 

フォーム作成ツールを利用するメリット

  1. 専門知識やスキルがなくても作成・設置・管理ができる
  2. 短期間に作成しサイトに設置可能
  3. 初期費用が抑えられる
  4. リソースの削減・業務効率化が図れる(管理の手間・人為的ミスなど)

フォーム作成ツール選びのポイント

01.利用目的の明確化

ツールには、フォーム作成に特化したものや、お問合せ対応の効率化に強みがあるタイプ、情報活用に強みのあるタイプなどがあります。自社にはどのタイプのツールが必要か考えてみましょう。

02.コスト

利用目的を明確にすることで、必要な機能を絞り込みコストを抑えることができます
長期的に使用する場合、コスト以上の効果が見込めるのか、ランニングコストの確認も重要となってきます。

03.使いやすさ

フォームへの入力のしやすさなど、使い勝手はWebサイトの離脱防止に役立ちます
ツールを導入する前に、無料トライアルなどでお試しすることで失敗するリスクを回避しましょう。

04.カスタマイズ性の高さとテンプレートの豊富さ

デザイン性の高いテンプレートがどの程度あるのか、自社のイメージに合ったテンプレートはあるのかなども選ぶポイントです。
離脱防止の工夫があるデザインなのかなども確認しておきましょう。

05.セキュリティ

訪問者の個人情報を扱うことから、情報漏洩防止などのセキュリティの確認も重要です。
サーバーの監視体制や、SSL/TLSによるデータの暗号化、スパムメール防止、アクセス制限機能などセキュリティがしっかりしているところを選びましょう。

【2022年】おすすめフォーム作成ツール15選

ツール名 費用 フォーム作成数
GoogleフォームGoogleフォーム 無料 無制限
FormzuFormzu 無料 無制限
TayoriTayori 無料 1個(有料でさらに追加可能)
formrunformrun 無料 1個(有料でさらに追加可能)
フォームメーラーフォームメーラー 無料 5個(有料でさらに追加可能)
HubSpotHubSpot 無料 無制限
Survey MonkeySurvey Monkey 無料 無制限
オレンジフォームオレンジフォーム 無料 無制限
スグフォームスグフォーム 無料 無制限
セキュアフォームセキュアフォーム 無料 3個(有料でさらに追加可能)
Zoho Forms Zoho Forms 無料 3個(有料でさらに追加可能)
WEBCAS formulator WEBCAS formulator 有料
月額費用30,000円~
5フォームまで定額で作成可能
Qubo Qubo 有料
月額費用1,650円~
1フォーム~
フォームブリッジ フォームブリッジ 有料
月額費用6,000円~
無制限
Synergy!LEAD 有料
月額費用10,000円~
無制限(1ヶ月間の公開フォーム数により月額費用変動)
 

フォームの関連記事紹介

お問い合わせフォームの離脱を防ぐテクニック、Googleフォームでお問い合わせフォームを作成する方法を紹介した記事もよろしければ、併せてご覧ください。
また、Googleフォームの他にも利用できる無料のツールが多いことに驚きました。
基LPなどの一時的なキャンペーンなどの場面では、コストも時間もかけずに利用できるフォームツールを利用してもいいかもしれません。
KOHIMOTOではこのようなフォームツールを利用したWebサイト制作を受け付けています。何かご相談がありましたらお気軽にご連絡ください!

KOHIMOTO LABO

東京・吉祥寺でKOHIMOTO Inc.というWebサイト制作の会社をやっているエンジニアとデザイナーが、発信を通して成長していくためのラボ🧪 IT企業出身。サイト制作を通じて微力ながら社会が良くなる手助けをしたいと思っている。