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PICK UPプロジェクト Edit : 2023.05.15 Update : 2024.11.07
Webサイトの保守メンテナンス・運用を使って、改善のプロセス化を図る

Webサイトの保守メンテナンス・運用を使って、改善のプロセス化を図る

Webサイト(ホームページ)は公開して終わりでなく、訪問者にとっても管理者にとっても使い易いように改良していくことで本来の意味での活用が可能です。

こちらの記事では、Webサイトを運用する上での保守運用管理について、またどんなことが含まれるのかを解説していきます。

Webサイトの保守・運用は本当に必要?

「無事公開してからも何かやる事があるの?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。Webサイトを公開した後に、なぜ保守・運用といった管理体制を整えることが必要なのでしょうか。
Webサイトの保守

①Webサイトを安定して公開するため

Webサイトは不具合なく安定して公開されるには、保守メンテナンスを通して、サーバやCMSを最新のものに更新していく必要があります。

①Webサイトを改良していくため

Webサイトに掲載された情報はどんどん新しいものへ更新していく必要があります。
また、企業はWebサイトを何らかの事業のために作っているのでその目的を達成するためにサイトを作ります。
その上で、訪問者に情報を伝える改善点を作ってから気づくことも多くあります。それらを反映させることで、使い易いWebサイトを目指していく必要があります。

Webサイト保守・運用にかかる費用相場

Webサイトの保守にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
対応範囲や会社によっても異なるため、一概には言い切れませんが、費用相場を表にまとめました。

サーバ・ドメイン費用

セキュリティ対策

コンテンツ更新

サイトの改修

1万円/月 程度

1万円/月 程度

~10万円/月 程度

10万円~


Webサイトの保守・運用費用には、様々な要素が含まれるため実際にはそれぞれの業者によって異なります。
適切な業者選びをするために、まずは自社のWebサイト状況を把握してから、必要な保守・運用内容を検討していきます。

KOHIMOTOのWebサイト保守プラン

KOHIMOTOの保守プランは、月額2万円の「ライト」、月額3万円の「スタンダート」、月額4万円の「プレミアム」の3プランをご用意しております。
相場ですと保守だけで数万円かかるところ、工数に見合った更新対応がついているところは魅力の1つです。

プラン / 内容 ライト
¥20,000/月
スタンダート
¥30,000/月
プレミアム
¥40,000/月
更新対応 2h相当の対応 3h相当の対応 4h相当の対応
サーバー管理
ドメイン管理
ウェブフォント管理
データバックアップ 年2回 年6回 年12回
SSL管理
CMSバージョン管理 年2回 年3回 年4回
PHPバージョン管理
MySQLバージョン管理
お問い合わせ定期テスト 年2回 年3回 年4回

このようなプラン内容にしている理由として「せっかく作ったWebサイトを公開してからも改善して活用してほしい、役立ててもらいたい」という考えがあります。

現状、様々なクライアントに保守プランをご活用していただいております。
その中でご自身のサイトに合わせた内容にカスタマイズするといった例もありますので、少しでもご興味ある方は以下コンタクトよりお気軽にご相談ください😊


Webサイト「保守」に関する主な内容

ここからは弊社で行っている具体的な保守・運用の内容について、ご説明させていただきます。

ドメイン・サーバーの管理

取得したWebサイトのドメインは年単位で更新していく必要があり、DNSレコードの設定や管理、メールサーバーの設定、ドメイン名の移管や更新手続きの実施などが含まれます。また、サーバーの管理にはPHP、MySQLのアップデート、障害対応、パフォーマンス監視、などが含まれます。いずれも専門的な知識が必要になります。

SSLサーバー証明書の更新

SSLサーバー証明書の更新は、Webサイトのセキュリティセキュリティを維持するために必要になります。
SSL証明書の主な有効期限が1~3年程度であり、通信を暗号化するための公開鍵を含んでいます。

更新の際には、新しいSSLサーバー証明書をWebサーバーにインストールし、SSL証明書の更新が正しく行われたかどうかを確認します。

CMS(コンテンツ管理システム)のバージョン管理

CMSのバージョン管理では、リリースされた新しいバージョンにあわせ、CMSを更新します。CMSを最新の状態に保つことは、セキュリティの問題を修正たり、新しい機能を追加できるようにするために必要です。

最新のブラウザ、端末への対応

最新のブラウザ 各モダンブラウザで表示確認のテストを定期的に実施することで、ブラウザのアップデートによる不具合などを改善します。
Webサイトを最新のモダンブラウザや端末へ対応させることは、WebサイトのUXを保つことに繋がります。

お問い合わせ定期テスト

お問い合わせ お問い合わせフォームには、定期的なチェックと改善が必要です。フォームが正常に動作しているか、また問い合わせ内容に対して自動返信メールなどが適切に送信されているかなどを確認する必要があります。

データバックアップ

Webサイトのコンテンツやデータの定期的なバックアップを行う事で、万が一Webサイトが被ったデータ損失や攻撃によりデータが損なわれる場合に備えて、復旧の準備をしておくことができます。

死活監視

死活監視とは、Webサイトが正常に稼働しているかどうかを監視することです。Webサイトが停止した場合には、監視ツールが自動的に通知を発行し、Webサイトの障害を報告してくれるため、すばやく復旧の準備をすることができます。


Webサイト「運用」に関する主な内容

コンテンツ内容の改善

Webサイトに掲載されているコンテンツを修正、追加、削除していくことで、企業が紹介したい情報や、ユーザーにとって価値のある情報(最新の情報やトレンド、商品情報など)を提供することができます。

改善修正、追加、削除

伝え方を模索している場合に、テキストを修正、追加、削除していくことで、サイト訪問者のUXが上がる事に繋がる場合もあります。

写真やバナー等のデザインに関わる改善

Webサイトに掲載されている写真やバナー等の配置位置を変更したり、内容を修正、追加、削除していくことも必要になります。

SNSの仕様変更やリンク修正

SNSアイコン SNSの仕様変更による表示の変更や、SNSプラットフォームの増加などに対応していくために、SNSの仕様変更やリンク修正を適宜行うことが必要となります。

CMS側の設定変更

機能追加やアップデートやWebサイトのパフォーマンス向上・セキュリティ対策のためにCMS側の設定を適切に行っていく事が重要になります。

本記事では、Webサイトでの保守・運用について具体的にどんなことを行うのか、なぜ必要なのかをご紹介しました。
これらを行うことでWebサイトを育てていくことをプロセス化できるのも大きな利点になります。
自社のWebサイトに適した形態をとって、どんどん活用していきましょう。

Yuka Fujimoto

美大にいた頃に画面ひとつで世界中の人と繋がれるWebの機能性やデザインへ興味を持つ。インターンを経てIT企業へ就職後、そこで出会った小日向とKOHIMOTOを立ち上げる。ズーキーパーが得意。