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ディレクションデザインプロジェクト Edit : 2023.02.21 Update : 2024.11.07

ランディングページとは?事例を元にLPO解説も。

今回は、LP(ランディングページ)について解説していきたいと思います。

LP(ランディングページ)とは?

まず初めにLPってなに?という所から説明していきたいと思います。
LPは検索結果や広告などをクリックしたユーザーに対して表示されるページです。LPはランディングページ(Landing Page)の略称で、広義ではユーザーが着地するページを指します。Google検索をするとインターネット上の様々なページに直接アクセスできるため、あらゆるページがLPとも言えます。ただ業界的にこちらのLPという使い方はしません。

LPは、ユーザーへの直接的な働きかけができるWebサイト

LPとは、ユーザーにアクションを促すためのページのことを指します。
商品やサービスの販促や資料請求、問い合わせや予約などを促すことに特化して作成したWebサイトです。
商品を探していたり、買おうかどうしようか迷っているユーザーをリードとして獲得し、顧客にするのが目的となります。そしてこれがLPの最終的な唯一の目的となるため、購入ボタンや問合せボタンなどの他に離脱原因となるリンクは設置せず1ページで完結させることが多いです。
その結果、自然と情報量が多くなり、縦長のページとなることが多いです。
縦に長いスマホのLP。*KOHIMOTOで制作したものキャプチャしました。
このようにLPはプロモーションによってリードを獲得することを目的としたページを意味します。

LPはどうやって作る?

LPを作成するときには、まず自社で制作するか、外注するかを選ぶことになります。
それぞれの作り方の流れを紹介するので、どのように制作を進めていくのかを紹介します。

自社でLP制作をする

LPを自社で制作するときには以下の流れで進めるのが基本となります。

  1. LPでの目的を決める
  2. LPのターゲットを選ぶ
  3. 全体構成を作成する
  4. テキストやクリエイティブを制作する
  5. デザインを作成する
  6. 開発とコーディングをして実装する

戦略を考えるところからコンテンツの作成やコーディングまでを行える場合に自社内で制作するのは良いと思います!
なぜなら、社内の方は熱量も知識もあるからです。LPO(ランディングページ最適化)も社内でスピーディーに行えるのも良い点です。

Web制作会社などに依頼する

LP制作は自社でマーケティングしている場合はWeb制作会社、運用も任せたい場合にはWebマーケティング会社などに外注することができます。
自社で作成する場合と違い、LP制作の実務を全て任せられるのが手軽な点です。
専門業者に依頼するときには以下のような流れになります。

  1. 商品やサービスの特徴をまとめ問い合わせる
  2. 見積もりを取って依頼をする
  3. ヒアリングを受ける
  4. 構成やデザインなどの提案を受ける
  5. LPの納品を受ける

外注でLP制作をする場合には、ヒアリングを受けることになると思いますので、プロモーションをしたい商品やサービスの情報を整理しておきます。具体的には、開発段階で想定したターゲットの資料展開、売り込める特徴を洗い出し、パッケージ写真などのページ制作に使える素材をまとめておいたりします。
下準備をすることで、ヒアリングを受ける際にLP制作の目的や目標、商材の説明などをスムーズに会話することができます。
LPの納品はhtmlなどのデータで受け取ることも、サーバへ直接実装してもらう事も可能です。
外注するメリットは、経験が豊富な専門家に任せられる点です。他社のLP制作も行っている場合も多いのでアドバイスを仰げます。

LPを作成すると良い商品やサービス

LP制作は目的を定め、目標の数値指標を決めて運用するものです。
目標達成を重視してターゲットを選び、心を動かすコンテンツとデザインを考えていきます。
プロモーション目的でLPを作成すると良い商品やサービスは以下になります。

✔オリジナル(自社Webサイトの範囲外)で独立したPRを行った方が伝わりやすい場合

構成やデザインの自由度が高く、プロモーションに特化した仕上がりのページにできるのがLPのメリットです。
LPはブランディングや会社のWebサイトとの調和性を深く考慮せずに、商品やサービスに機能や良さを強調する作りにするために独立した立ち位置として作成します。
コンセプトの違う製品を取り扱っている場合には複数のLPを作成しそれぞれに合うページでプロモーションが可能です。

✔ユーザーに寄り添った情報(口コミ/使用の流れ/他社比較など)を深堀りして掲載すると良い場合

LPを用意するとユーザーに寄り添った情報をわかりやすく伝えることができます。
LPはWeb広告とセットで運用していくことが通例で、興味を持った人がクリックしてLPにアクセスします。
ページを見た瞬間に「自分の求めていたものかもしれない」と思うと、さらに詳しい情報を得ようとページをスクロールします。
ユーザーにとってのベネフィットを紹介したり、実際に商品を使ったことでどのような変化があるのか、など寄り添った情報を深掘りして提供し解説すると魅力を知ってもらいやすくなります。

✔運用にも人手や資金を回せる、LPO(ランディングページ最適化)を行える

LPがあれば購入や問い合わせを増やすためのマーケティング施策を推進できます。
LPは制作したら終わりではなく、ユーザーのアクションを見て改善していくのが基本です。
どのようなユーザーからの購入が増えているか、購入しなかったユーザーの特徴は何かといった視点で分析すると改善点が見えてきます。
運用結果に応じて改善しLPO(ランディングページ最適化)を進めていくとコンバージョンを増やすことができます。
ユーザが興味のあることなどを知れるためウェブ以外のマーケティングとしての有用性も高く、サービスや製品のアプローチを活発に進めていくことができます。
*KOHIMOTOで行ったLPOの例。クライアントであるDMMさんからは「アフターピルの予約が爆増しています…」と嬉しいお言葉をいただきました。

まとめ

いかがでしたか。
LP制作時のポイントについては、下記の記事で解説しております。こちらも是非参考にしてみてください。

成果の出るLPを作る6つのポイントを解説

この記事をお読みの方は「LPを作る時に何に注意すればよいか?…

KOHIMOTOでも、LP制作をコンテンツ~デザイン・コーディングまで一貫して受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。

KOHIMOTO LABO

東京・吉祥寺でKOHIMOTO Inc.というWebサイト制作の会社をやっているエンジニアとデザイナーが、発信を通して成長していくためのラボ🧪 IT企業出身。サイト制作を通じて微力ながら社会が良くなる手助けをしたいと思っている。