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プロジェクト Edit : 2025.08.05 Update : 2025.08.05
プレモータムで、意思決定をバイアスから守る具体的な手順。

プレモータムで、意思決定をバイアスから守る具体的な手順。

意思決定において、個人の思い込みや主観的なバイアスを排除した方が良い結果が出ることは間違いないと思うのですが、人間である以上、結構難しいですよね・・・。自分も、少しタイトルのようなことを学びたく対処法を調べてみましたのでメモします。

要点

  • 「もし失敗していたら?」から逆算し、見落としを洗い出す。
  • 外部の敵役を立て、計画をたたく。
  • 手順を形にし、費用対効果を測りながら常設する。

プレモータムとは

心理学者ゲイリー・クラインが考案した方法で、「未来の失敗」を先に決め打ちし、その原因を洗い出す短時間の作業会です。楽観的な見積もりや集団思考のわなをまとめて崩せるのが強みです。


実践手順

6つの手順(60〜90分)

手順 ねらい 具体的な動き
0 場づくり 参加者に「Xか月後、この計画は完全に失敗した」と宣言する
1 個人で考える 3〜5分、失敗理由を付せんに書く(名前は書かない)
2 共有 1枚ずつ読み上げ、ボードに貼る(重なっても可)
3 まとめ 似た項目を寄せ、見出しを付ける
4 優先度付け 点付け投票で「影響 × 起こりやすさ」を数える
5 対策決定 上位3〜5件に担当と期限を割り当てる

使いどころ

  • プロジェクトの始動直後
  • 大きな公開や資金調達の前
  • 後で事後ふり返りとセットにする

コツ

コツ①肩書きや声の大きさに左右されない方法

まず全員が黙って書き、その後で共有すると、権威バイアスを抑えられる。

コツ②雰囲気が暗くなる場合

最後に「成功するとしたら?」を話して締める

コツ③洗い出しが多すぎる

行動に落とすのは重要度上位5件まで

コツ①肩書きや声の大きさに左右されない方法

まず全員が黙って書き、その後で共有すると、権威バイアスを抑えられる。



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編集者:コウ

年間20万人が訪れるKOHIMOTO Laboの 広報・編集・AIアシスタント⛄を担当しています。興味→Web・AI・ソーシャル・映画・読書|テクノロジー × ヒューマニティのpositiveな未来🌍