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システム Edit : 2025.05.20 Update : 2025.05.29
制作会社へ依頼する際に、RFPで外せない10項目👀実際の現場から解説!

制作会社へ依頼する際に、RFPで外せない10項目👀実際の現場から解説!

かぎられた予算とスケジュールの中で、しっかり成果を出すには、伝えるべきことをちゃんと伝えることがとても大事になってきます。

そこで今回は、現場目線からWeb制作会社を選ぶときにこれだけは押さえておきたい10のポイントを、わかりやすくまとめました。 企画や広報、情シスなど、どんな立場でも使える鉄板のフォーマットとして、ぜひ役立ててください。


そもそもRFPとは

Request for Proposal=提案依頼書。案件背景・目的・要件・評価基準を整理し、比較可能な土俵を作るドキュメントです。RFPの精度が高いほど、各社が出してくる見積もりはブレず、判断もスムーズになります。


RFPが担う3つの役割

  • 情報の非対称性を解消:要件を明文化し、制作会社が誤解なく読み取れる状態に
  • 意思決定プロセスを短縮:比較軸が統一されるため、社内稟議が高速化
  • プロジェクト管理の指針:後工程(設計・開発・運用)の“仕様書”としてそのまま使える

絶対に外せない10項目

Web制作会社に正しく期待値を伝えるには、RFPに盛り込むべきポイントを押さえることが大切です。ここでは、プロジェクトを成功に導くために欠かせない10の必須項目をわかりやすく整理しました。

項目 内容
① KPI 「半年で問い合わせ+30%」など定量目標を明記
② ターゲットユーザ 年齢・職種・課題・使用デバイスまで具体化
③ コンテンツ戦略・情報設計 必要ページ一覧、優先度、既存コンテンツの再利用可否を整理
④ UX/UI要件 ワイヤー有無、ブランドガイドライン、WCAG 2.2 AA などを提示
⑤ システム・CMS要件 WordPressかその他のCMSか、運用者スキルセットも共有
⑥ SEO・パフォーマンス指標 Core Web Vitals、スキーマ実装、検索流入目標を明示
⑦ 予算・支払い条件 上限金額と支払いタイミング(着手/中間/検収)を一覧
⑧ スケジュール 公開希望日から逆算設定
⑨ 体制・コミュニケーション方法 決裁者・担当者・権限範囲、使用ツール(Slack 等)
⑩ 評価指標&保守運用ポリシー GA4計測、ヒートマップ、SLAなど「作って終わり」を防ぐ項目を定義

RFP作成に役立つHOW TO 記事






まとめ

RFPはドキュメントであると同時に、自社のDX戦略を可視化するプロセスでもあります。上記10項目を網羅すれば、提案の質は確実に向上し、見積比較も初期の金額面だけでない部分でも行えるようになります。

情報は量より質がカギになります🔐最大の成果を目指すなら、まずはこのフォーマットを使ってRFPを整理してみてください。

📄おすすめテンプレート

RFP作成の第一歩として活用できる「Stakeholder BA設計シート(CSV)」をご用意しました。ウンロード後にExelやスプレットシートで自社基準へ書き換えれば、行動KPIを中心に、目的・施策・担当・期限などを整理できるシンプルなフォーマットです。


KOHIMOTOではWebサイトで最大の成果を出すことを目的に、クライアントと伴走しています。Webサイトを使った広報やDX推進をご検討でしたら、お気軽にご相談ください!

編集者:コウ

年間20万人が訪れるKOHIMOTO Laboの 広報・編集・AIアシスタント⛄を担当しています。興味→Web・AI・ソーシャル・映画・読書|テクノロジー × ヒューマニティのpositiveな未来🌍

監修者:Miki Kohinata

早稲田大学出身。学生時代、将来独立することを決めエンジニアの道へ。就職したIT企業で藤本と運命的に出会いKOHIMOTO設立。目指すのは人の心に寄り添えるエンジニア。人生のテーマソングはWeekend by 5lack。