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システム Edit : 2025.07.15 Update : 2025.07.15
Shopify Payments以外の決済手段(サードパーティ決済)を使う方法とそのメリット

Shopify Payments以外の決済手段(サードパーティ決済)を使う方法とそのメリット

Shopifyで標準のカード決済が使えない…。そんなケースに悩んでいませんか?

実は日本向けに人気のある「コンビニ決済」や「銀行振込」に対応したい場合も、別の決済サービスが必要です。 Shopify Payments以外のカード決済を導入する方法と、選ぶメリット・気をつけたい点を実務視点で解説していきます。


1. 決済サービスを確認

PayPal(Express Checkout)

Shopify Payments以外の決済手段(サードパーティ決済)を使う方法とそのメリット
https://www.paypal.com/jp/

KOMOJU

Shopify Payments以外の決済手段(サードパーティ決済)を使う方法とそのメリット
https://ja.komoju.com/

SBペイメントサービス

Shopify Payments以外の決済手段(サードパーティ決済)を使う方法とそのメリット
https://www.sbpayment.jp/

GMOイプシロン

Shopify Payments以外の決済手段(サードパーティ決済)を使う方法とそのメリット
https://www.epsilon.jp/

ZEUS

Shopify Payments以外の決済手段(サードパーティ決済)を使う方法とそのメリット
https://www.cardservice.co.jp/

Square

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https://squareup.com/jp/ja/


選んだ決済サービスと契約・アカウント取得

各サービスの公式サイトで事前にアカウントを開設し、APIキーやマーチャントIDを取得しておく必要があります。


3. Shopifyに決済サービスを接続

  • 「決済」>「サードパーティプロバイダーを選ぶ」
  • 該当のサービスを選択
  • 取得したAPIキーやIDを入力して接続
  • テストモード(ある場合)はチェックして動作確認


2. Shopify Payments以外を使うメリット

メリット 説明
審査に柔軟な場合がある Shopify PaymentsではNGな商材(例:CBD、占い、武道具など)でも利用できることがある。
国内決済に強い KOMOJUやSBペイメントは、日本国内ユーザー向けの決済手段(コンビニ・銀行振込・キャリア決済など)をまとめて導入できる。
ポイント/会員システムとの連携 ZEUSやイプシロンは、国内のCRMや会員管理と連携しやすい場合がある。
為替や入金条件の違い 一部の決済サービスでは、入金サイクルや為替手数料の条件が自社にとって有利な場合もある。


Shopify Payments以外を使う注意点

注意点 内容
Shopifyの手数料が発生 サードパーティ決済を使うと、Shopify側に最大2%の追加手数料がかかる(※ベーシックプランの場合)。
Shopify側で一部機能が制限される たとえば、「Shopifyペイメント」利用時限定の不正検出機能やチャージバック保護などが使えなくなることがある。
設定やトラブル対応は自己責任 Shopify側がサポート対象外となり、決済サービスと直接やり取りが必要な場合がある。


まとめ

項目 Shopify Payments サードパーティ決済
審査の通りやすさ △(厳しい商材も) ○(緩めなことも)
Shopify手数料 0%(基本) 最大2%発生
決済手段の豊富さ 海外系に強い 国内決済が豊富
セキュリティと保護 Shopifyが一括管理 サービスごとに対応
実装の手間 簡単 サービスごとに設定必要

Shopify Paymentsが使えない、あるいは合わない場面でも、代替手段は複数あります。
商材の特性や決済手段のニーズに応じて最適な選択肢を見極め、トラブルや導入後の運用コストを抑えるためにも、事前の比較検討をおすすめします。

KOHIMOTO LABOでは、BtoBビジネスに役立つShopify実装ノウハウを発信していきます。


編集者:hamano

東京造形大学の環境デザインで都市環境などの空間設計を学ぶ。卒業後、某玩具メーカーへ勤務。Webの新たなコミュニケーションやデザインの世界に触れ影響を受ける。2022年にKOHIMOTOへjoin。金髪ショートカットがトレードマークです。