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システム Edit : 2018.08.30 Update : 2024.11.07

独自SSL「Let’s Encrypt」導入(Windows10 × Ubuntu16.04 LTS編)

無料のドメインを取得し、そのドメインを無料でSSL化したい!というときに下記を参考に設定しましたが、
参考:さくらレンタルサーバーに独自SSL「Let’s Encrypt」導入(Windows10編)
私が設定したときは、Ubuntu16.04 LTSだったので、その際の設定方法をメモとして残します。

Bash on Ubuntu on Windowsをインストール

上記サイト内にも書かれているURLを参考にインストールします。
Bash on Ubuntu on Windowsをインストールしてみよう!

Let’s Encryptクライアントをインストール

Bash on Ubuntu on Windowsを起動し、OSを確認します。

Ubuntu16.04でした。

Let’s Encryptクライアント取得コマンドを打ち、しばらく待ちます。

ドメインを指定して証明書を生成する


ドメインを入力するように指示されますので、今回SSL化するドメインを入力し、「了解」を押します。

IPログ取得に同意します。

すると、下記のような画面になります。


①は先ほど入力した今回SSL化したいドメイン名
②③は自動で生成されたランダムな英数字です。

Bash on Ubuntu on Windowsをそのままの状態で一度離れ、
①のドメインが紐づくサーバのドキュメントルートに下記ディレクトリを作成します。

①のドメインのドキュメントルート/.well-known/acme-challenge/

 
そして上記ディレクトリに、②の英数字のファイルを作成し、中身に③の英数字を記載します

①のドメインのドキュメントルート/.well-known/acme-challenge/②の英数字のファイル

ここまで行ったら、Bash on Ubuntu on Windowsに戻り、エンターを押します。

こんな感じのCongratulations!から始まる画面になったら完了です。
PC上では、下記フォルダにそれぞれのファイルが保存されていました。

C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\lxss\rootfs\etc\letsencrypt\archive\ドメイン名

 
あとは、この証明書を各サーバに登録して完了です!!

KOHIMOTO LABO

東京・吉祥寺でKOHIMOTO Inc.というWebサイト制作の会社をやっているエンジニアとデザイナーが、発信を通して成長していくためのラボ🧪 IT企業出身。サイト制作を通じて微力ながら社会が良くなる手助けをしたいと思っている。