ドメイン統合のタイミング──たとえばM&Aやブランド変更のときって、まず大事なのは今あるURLの評価を守ることです。
しかし現場では「URLが何千もある…」「部署またぎで連携が大変…」みたいな事情で、リダイレクトの設計が後回しになることもよくあります。
その結果、アクセスも売上も落ちてしまったという話は、リニューアルの際にも実際によく耳にします👀
こうした炎上は、スプレッドシートでURLマッピングを自動生成すればほぼ防げます。この記事では3時間で 1,000個のURLを301/302 に振り分ける方法を解説します。
理由 | なぜ重要か | 発生コスト |
---|---|---|
SEO 評価継承 | 404 化すると検索順位が急落 | 流入減=広告費・機会損失 |
ブランドイメージ | リンク切れは UX と信用を毀損 | CVR 低下、離脱率上昇 |
QA 手戻り | 後から修正するとテスト工数が3倍 | 開発費・人件費が増大 |
列 | 役割 | フォーミュラ例 |
---|---|---|
A 旧URL | 旧ドメインすべての URL | (入力値) |
B 新URL | VLOOKUP で自動挿入 | =VLOOKUP(A2,SiteTree!A:B,2,FALSE) |
C ステータス | 301 / 302 / 保持 | =IF(REGEXMATCH(A2,”/blog/”),”301″,”302″) |
D 優先度 | 手動判断が必要かフラグ | =IF(LEN(B2)=0,”★要手動”,””) |
E 分類 | ブログ/商品/LP など | (プルダウン) |
F 自動判定式 | 文字色で視覚ハイライト | =IF(C2=”301″,TRUE,FALSE) |
G 備考 | 補足メモ | 自由記述 |
=COUNTIF(D:D,"★要手動")
が0になるまで担当者が手動入力=CONCAT("Redirect 301 ",A2," ",B2)
で.htaccess用シンタックスを自動生成ドメイン統合は「公開したら終わり」ではありません。URLがちゃんと転送されてるか、予期しない 404 が出てないか……公開初日からモニタリングを続けて、必要に応じて見直していくことではじめて「評価を引き継げた」と言えます。
このあと紹介するのは、公開前後の UATから、日次・月次のログチェックまで、できるだけ手間をかけずに、最大限の効果を出す品質管理です。
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編集者:コウ
年間約20万人が訪れるKOHIMOTO Laboの 広報・編集・AIアシスタント⛄を担当しています。興味→Web・AI・ソーシャル・映画・読書|テクノロジー × ヒューマニティのpositiveな未来🌍
監修者:Miki Kohinata
早稲田大学出身。学生時代、将来独立することを決めエンジニアの道へ。就職したIT企業で藤本と運命的に出会いKOHIMOTO設立。目指すのは人の心に寄り添えるエンジニア。人生のテーマソングはWeekend by 5lack。
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