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手記 Edit : 2018.06.26 Update : 2024.11.06

デザインについて(2)

※前回の記事の続きです。

デザインについて(1)

次にわたしが考える「センスがいい」の今後について考えたことをメモしていきます。

インターネットが普及して、情報格差社会などという言葉を耳にするようになりました。
これまでの話をもとにすると、情報を多く得たひとが、知識(センス)を身に着けます。
インターネットがなかった時代を生きた人と、今の時代を生きているひとの一日に摂取する情報量は圧倒的に今の時代の人の方が多くなると思います。
つまり、今は興味を持って調べればすぐその情報があふれ出てくるので、生きる術や知識やセンスを身に着ける人たちがどんどん増えています。

次に多くの人がそういうものに目が慣れた世界で、人にうまく伝えられるデザインはどのようなものか考えました。

情報が多様化し、色々な考え方や生活をする人がいて、10人が10人同じものを”良い”ということは難しくなっているんじゃないか、
また、ただセンスがいい・オシャレではなく、本質的な価値を求めるようになってきているように感じます。
言い換えると、違った価値を認め合って「いいね」という考え方をする人が増えていると思います。(社会的にめっちゃ良いこと)

デザインは、中身のコンテンツがありきではじめて誕生するものです。
時と場合にもよりますが、そのコンテンツを共感しあえる特定の人に向けて”好き以上のLOVE!”と思ってもらえるものが、今後の最良のデザインになってくるのではないでしょうか。

まだ駆け出しですが、これからも良いデザインについて、日々学び考えていきたいと思います。

Yuka Fujimoto

美大にいた頃に画面ひとつで世界中の人と繋がれるWebの機能性やデザインへ興味を持つ。インターンを経てIT企業へ就職後、そこで出会った小日向とKOHIMOTOを立ち上げる。ズーキーパーが得意。