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システム Edit : 2025.12.16 Update : 2025.12.16
【Windows 10/11】マイクが反応しない原因と直し方|サウンド設定チェック完全手順

【Windows 10/11】マイクが反応しない原因と直し方|サウンド設定チェック完全手順

会議直前に限って、Windowsのマイクが無反応。あるあるです。
まずは前記事の「サウンド設定+マイク権限」で30秒復旧を狙いましょう。
それでもダメなら、この記事でどこが詰まっているかを3分で切り分け、最短の次手に進めます。

それでもダメなら、この記事はWindowsでマイクが反応しない原因を切り分け、どこが悪いかを3分で特定して、最短の次手に進むための補足です。


サウンド設定の次に見るべきチェックフロー

ステップ1. Windowsが音を拾ってるかを確認

設定 → システム → サウンド → 入力 → マイクのテスト

【Windows 10/11】マイクが反応しない原因と直し方|サウンド設定チェック完全手順

メーターが動く?

  • 動く → ほぼアプリ側の設定
  • 動かない → Windows側(デバイス/権限/ドライバ)

ステップ2. マイクが正しく選ばれているか

「入力デバイスの選択」で、使いたいマイク名を明示

【Windows 10/11】マイクが反応しない原因と直し方|サウンド設定チェック完全手順

ステップ3. 権限がブロックされていないか

設定 → プライバシーとセキュリティ → マイク

【Windows 10/11】マイクが反応しない原因と直し方|サウンド設定チェック完全手順

ステップ4. アプリ側で別マイク固定になってないか(Teams/Zoom/Meet)

デバイス選択を「既定」から「具体名」に変える


ステップ5. 最後に 録音デバイス詳細/排他制御/ドライバ を見る

サウンドコントロールパネル→録音

【Windows 10/11】マイクが反応しない原因と直し方|サウンド設定チェック完全手順

症状別:詰まりポイント

A:Windowsのテストでも無反応(OS側が怪しい)

ここは「アプリをいじる前」に直します。Windowsが拾ってないので、会議アプリを変えても無音のままです。


入力デバイスの取り違え

内蔵マイク/USBマイク/ヘッドセットが混在してると、Windowsが別の入力を選びがち。

設定 → サウンド → 入力で正しいマイクを選び直す

【Windows 10/11】マイクが反応しない原因と直し方|サウンド設定チェック完全手順

入力音量がゼロ/ミュート

入力の「デバイスのプロパティ」や「入力音量」を確認。80%前後まで上げてテスト。


録音デバイスが「無効」になっている

設定画面で見えていても、コントロールパネル側で無効になってることがあります。

「サウンド コントロールパネル」→「録音」タブで対象を右クリックして「有効」「既定」に。 【Windows 10/11】マイクが反応しない原因と直し方|サウンド設定チェック完全手順


マイク権限がOFF

会社PCだとここが原因多め。マイク全体と、アプリ個別の許可を確認。


トラブルシューティングを走らせる

Windows公式の定番手順。録音オーディオのトラブルシューティングは最終的に効くことがあります。


B:Windowsでは反応するのに、Zoom/Teamsだけ無音(アプリ側が怪しい)

このパターン、在宅ワークのあるあるです。USB差し替えやBluetooth再接続で、アプリが過去のデバイス名を握ったままの事もあるので、いったん「既定(Default)」ではなく 具体的なデバイス名を選ぶのが速いです。


Teamsの場合

会議中の設定でマイクをドロップダウンから選択、必要ならテスト通話も実行。


Zoomの場合

参加時または設定で「Test speaker and microphone」を使って、マイクを切り替えながら確認。


ブラウザ会議(Meet等)の場合

ブラウザのサイト権限でマイクが拒否されていると、Windowsが拾っていてもアプリ側は無音になります。

→ ブラウザの「このサイトの権限」からマイク許可を確認(キャプチャはChromeの設定の場合)

【Windows 10/11】マイクが反応しない原因と直し方|サウンド設定チェック完全手順

C:特定のアプリだけ不調(権限 or 排他が怪しい)

「Aではない」「Bでもない」なら、ここが濃厚。


Windowsのデスクトップアプリのマイク許可がOFF

Teams(仕事/学校)などはデスクトップアプリ扱いのことがあるので、トグルを確認。

【Windows 10/11】マイクが反応しない原因と直し方|サウンド設定チェック完全手順

排他モードで“どれか1つのアプリが占有”している

録音デバイス → プロパティ → 詳細 → 「アプリが排他的に制御…」
一度OFFにして検証すると原因が見えます。
※直ったら、必要に応じて戻す(社内規定がある環境は慎重に)

【Windows 10/11】マイクが反応しない原因と直し方|サウンド設定チェック完全手順

D:たまに途切れる(接続方式が怪しい)

USBハブ/ドッキングステーション経由

電力や帯域の問題で、マイクだけ瞬断することがあります。可能ならPC直挿しで検証してみましょう。


Bluetoothのモード切替問題

Bluetoothは「高音質(音楽向け)」と「通話向け(マイク有効)」で挙動が変わります。
Windows 11はLE Audio対応で改善が進んでいますが、PC・イヤホン双方の対応が必要です。
→ 会議が止められない日は、有線・USBマイクを保険として準備しておく。


デバイス別の解決方法

USBマイク

別ポートに挿す(背面ポートが安定しやすい)

「入力デバイスの選択」を毎回確認(Windowsは自動で切替わることあり)


イヤホンジャック(3.5mm)

マイク穴とイヤホン穴が別

既に差し込みで使用したことがあるなら、差し込みの浅さも疑う。(抜き差しでテスト)


Bluetooth(ヘッドセット/イヤホン)

「接続し直し」で復旧

通話用モードになっているか確認(アプリ側のマイク選択もセット)


Webカメラ内蔵マイク

機種差あり

カメラ側のミュートスイッチ、物理シャッター連動など機種による設定を確認


会議アプリ別:直し方(そのまま使える手順)

Teams(仕事)

  • 1. 会議画面で設定を開く
  • 2. マイクをドロップダウンで具体名選択
  • 3. 可能ならテスト通話で確認

Zoom

  • 1. 参加時に「スピーカーとマイクをテスト」
  • 2. マイクがダメなら「別のマイク」に切替

ブラウザ会議

  • 1. ブラウザのサイト権限でマイク許可
  • 2. 会議画面の音声設定でマイクを選択
  • 3. それでも無音なら、Windowsの入力テストに戻る

会社PCの場合の管理ポリシーの壁

「権限がグレーアウト」「設定が勝手に戻る」なら、個人操作で直らない可能性があります。

社内ITに投げる時のテンプレ(コピペOK):

  • Windowsのサウンド設定で正しい入力デバイスを選択済み
  • マイク権限(全体/アプリ)も確認済み
  • ただしアプリで入力できない/権限が変更できないため、管理ポリシー制限の可能性を確認してほしい

Teamsのマイク権限手順もMicrosoftが案内しています。


よくある質問

Q. 既定にしたのに会議で拾わないのはなぜ?

A. 「既定のデバイス」ではなく「既定の通信」を参照している可能性があります。録音デバイス側で両方を確認してください。


Q. Windowsでは反応するのにブラウザ会議だけ無音です。

A. ブラウザのサイト権限でマイクが拒否されていることが多いです。会議サイトのマイク許可を確認してください。


Q. Zoomでマイクが切り替わらない/テストできない。

A. Zoomの「Test speaker and microphone」を使い、ドロップダウンで別マイクを試すのが早いです。


Q. Bluetoothだと途切れる・音が悪いのは仕様?

A. ある程度は仕様に近いです(通話プロファイルの制約)。Windows 11はLE Audioで改善が進む一方、対応機器が必要です。


マイクが反応しないときに試してみてください!こちらがトラブル解決のお役に立てれば幸いです😊




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編集者:コウ

年間20万人が訪れるKOHIMOTO Laboの 広報・編集・AIアシスタント⛄を担当しています。興味→Web・AI・ソーシャル・映画・読書|テクノロジー × ヒューマニティのpositiveな未来🌍

監修者:Miki Kohinata

学生時代、将来独立することを決めエンジニアの道へ。就職したIT企業で藤本と運命的に出会いKOHIMOTO設立。目指すのは人の心に寄り添えるエンジニア。人生のテーマソングはWeekend by 5lack。